★阿修羅♪ > リバイバル3 > 126.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
◇韋駄天迷宮--韋駄天掲示板過去ログ
http://www.idaten2.com/bbslog/b00126.html
[22104] 10/16『ニューヨークタイムズ』同時多発テロ経緯記事から湧き出る疑問点
投稿日 2001年11月9日(金)15時41分 投稿者 あっしら 削除9月11日の同時多発テロについては、首謀者や黒幕が誰だということより、とにかく、実行犯の特定に全力を傾けるべき(アメリカ政府は今さらそんなことはしないだろうから、その他の人々が!)と思っている。そこから徐々に全体像が解明されていくはずだ。
ハイジャックに関する資料の提供を呼びかけたところ、10月16日付ニューヨークタイムズの記事をアップしていただいたので、それを翻訳して読んでみた。以下の内容は、ざっと読んで抱いた疑問である。
[疑問全文・記事翻訳全文・記事原文はhttp://www.asyura.com/sora/war4/msg/466.html ]
● 本当にカッターナイフや小型ナイフで実行できたハイジャックだったのか?記事全体を読んで何より疑問に思うのは、本当に4〜5人が小型ナイフで実行できたようなハイジャック事件なのかということである。
あの4機の航空機は、コックピットにいる見知らぬ声との無線交信、トランスポンダー(自機の位置と高度を自動的に知らせる装置)の切断、無線応答不能、そして、コース逸脱などによって、航空当局からハイジャック機だと認識されている。
ハイジャック信号や肉声でパイロットからハイジャックが告げられることはなかったようだ。コックピットは、最低でも正副二人のパイロットが存在している狭い空間である。そこを、小型ナイフを使って瞬時に制圧できるものかという疑問である。
荷物かなにかを爆弾のように見せて脅したという話もあるが、爆弾を使えば(笑)別だが、爆弾があればコックピットを瞬時に制圧できるというものではないだろう。ペンシルバニア州で墜落したUA93便は「コックピット侵入」の警告を地上から受け「確認」までしている。
このような状況で、コックピットが小型ナイフで瞬時に制圧されるものだろうか?
● AA77便(ペンタゴン激突)の航跡が示すような操縦能力の持ち主が容疑者のなかにいたのか?ペンタゴンに激突したAA77便は、
『航空機はワシントンの中心に向かっていた。しかし、その航空機は、おそらく7千フィート(およそ2300m)−−−トランスポンダーが切られていたので正確な高度は確かではない−−−で国防総省ビルを横切り、地表近くに降下するため右に360度旋回を始めた。午前9時38分、国防総省ビル西側に激突した。』とあり、3分足らずで360度旋回しながら2000m以上高度を下げみごと目標にぶつけたのである。
半年かそこらのセスナ機の操縦訓練とシミュレーターでの訓練で、ボーイング757(中型機)をこのように操縦できるものであろうか?
● 米連邦航空局や国防総省がAA77便(ペンタゴン激突機)の対応に手間取ったわけは?記事では、
『午前8時56分までには、AA77便が奪われていたことが明らかになった。ボストンから出発した航空機のハイジャックについて国防総省と既に接触していた米連邦航空局は、28分後の午前9時24分、AA77便のハイジャックを北米航空宇宙防衛総指令部か北米防空総指令部(Norad)に通知した。戦闘機がすぐにスクランブル発進した。』
とあり、AA77便がハイジャックされてから、なんと“28分後”まで防空当局に通知がいっていないのである。既に、1機はノースタワーに激突、そしてAA77便がハイジャックされたと認識してから6,7分後にはサウスタワーに2機目が激突しているという状況において!!
しかも、AA11便と思われるボストンから出発した航空機のハイジャックの件で国防総省とコンタクトをとっているなかでのできごとだ。
そうでありながら、国防総省は対応せず、FAAが“28分後”に防空当局に連絡をとってからスクランブル発進が行われたのである。
国防総省は何をしていたのか?
● なぜ、アメリカ連邦空軍のスクランブルはなかったのか?
記事全体を読めばわかるように、今回の事件で“有効な”時刻までにスクランブル発進した空軍機は、ともに州空軍所属であるオーティスのF−15(2機)とラングレーのF−16(3機)であり、連邦空軍の戦闘機などは飛んでいないようだ。しかも、5人のパイロットの内3人が商用飛行機のパイロットを正業とするパートタイマー(非常勤)の州軍パイロットである。
その唯一の例外が、
『午前9時36分、AA77便の飛行経路にあったナショナル空港は、アンドルーズ空軍基地(ワシントンDCのもう一方側のメリーランドにある)から定期飛行で離陸していた軍のC−130貨物輸送機に、低空高速移動のターゲットをインターセプトし識別するよう依頼した。C−130の乗組員は、それが低空を高速で飛行しているボーイング757だと言った。』である。
連邦空軍からは、なんと“ついで”の貨物機が対応しただけだという。
● UA93便(ペンシルバニア州で墜落)は本当にハイジャック機だったのか?UA93便については、
『ペンタゴン激突のちょうど数分前、ニューアークからサンフランシスコに向け飛行していたユナイテッド航空93便がクリーブランド近くで予定進路から逸脱した。UA93便がハイジャックの警告を受けたことは今や明白である。』
とあり、9時35分頃ハイジャックが表面化したことになっている。
しかし、9時35分であれば飛行中の全民間航空機が着陸するよう指示をとっくに受けていた時刻であり、コースを変更したことをもって即ハイジャックとは言えないはずだ。これについて管制とのやり取りなどは何も示されず、
『9月11日以降、UA93便でのハイジャック犯と乗客の戦いの詳細がわかってきている。航空交通管制に関わっている人々は、連邦捜査局(FBI)がその航空機の会話を記録した飛行記録テープを押収し、そのフライトと地上との交信内容を確認できる写しはないと言った。』
と、ただ、FBIの言い分を書いているだけである。
この航空機だけ、数人の乗客が携帯電話で外部と連絡を取り合ったことになっているのも不自然だ。『頻繁に外国語の音があった。管制官はアラビア語だと思った。』ともあり、
他のハイジャックのやり取りはどんな感じの英語だったかはまったく触れていない。もちろん、他の航空機のボイスレコーダーはまだ見つかっていないようだが、管制官は何回か聞いているものもある。
また、『バージニア州ハンプトンにあるラングレー空軍基地から飛んだF−16が到着したときにはすでに墜落していた。』とあるが、
別情報では、UA93便の機体のまわりを旋回しているF−16が確認されているともある。さらには、『ウルフォウィッツ米国防副長官はしばらくして、93便を米空軍機が追尾していた事実を認めたが、撃墜説は否定した。』(テロで墜落UA93便ナゾの「最後の瞬間」〜米政府高官「目標は連邦議事堂」〔東京新聞〕より)という情報もある。
個人的な思いとしては、UA93便の墜落原因はあまり詮索する気はしない。ハイジャック機であったならば、撃墜して当然だし、そうであっても撃墜という発表はしづらいだろう。
ただ、アメリカのTVニュースでは、UA93便のボイスレコダーは墜落現場からおよそ8Km離れたところで発見されたという。墜落の衝撃でボイスレコーダーは8kmもふっとぶものだろうか?
ハイジャック機であったかどうかははっきりさせて欲しい。
● 墜落したUA93便に対応するスクランブル発進はなぜなかったのか?AA11・UA175・AA77のハイジャックに対しては、別々の州空軍の2機のF−15と3機のF−16がスクランブル発進している。しかし、UA93便のハイジャックに対して直接スクランブルがかけられたという記事内容はない。
『“幸福なフーリガン”というニックネームを持つノースダコタ州空軍の第119戦闘機航空団に割り当てられていた全機材であるラングレーの3機のF−16も、ペンタゴンに激突したAA77便を迎撃するにはあまりにも遅いスクランブルだった。』
とはあるから、ラングレーから発進したF−16は、AA77便に対応するため最終的にワシントンに向かって飛んでいる。
そして、UA93(10時10分に墜落)は9時36分にハイジャックされたと認識されている。それに対するスクランブルはなかったのだろうか?
[別の疑問:アメリカの軍体系について無知なので、どなたか教えて欲しいのですが、「ノースダコタ州空軍の第119戦闘機航空団」がバージニア州の基地に駐屯しているものなんですか?]
記事の後半部分のほとんどを占めるノースダコタ州軍副官の話を読めば、墜落なのか撃墜なのかという疑問さえ投げかけられているUA93便に対しては、AA77便に対してスクランブルしたF−16があとから対応したものと思われる。所属パイロットが民間航空機を撃墜するかどうか苦しまなくてよかっという発言もあるのだし.....前の方の記事中にも『ノースダコタ州空軍の第119戦闘機航空団に割り当てられていた全機材であるラングレーの3機のF−16』とあるのだから、ノースダコタ州空軍の全航空機がAA77便に対して発進したはずである。