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(回答先: 自ら招く日本人の「思考・言論・発想の封じ込め」 (uedam.com) 投稿者 五月晴郎 日時 2013 年 9 月 29 日 17:44:47)
http://8706.teacup.com/uedam/bbs/12400
=転載開始=
(略)
永添さんのツイッターから。https://twitter.com/packraty
* 「 なぜ首都圏上空の領空をアメリカが支配しているの?そもそも日米地位協定の本質って何?/そもそも総研 【動画】」
日米地位協定の内容の具体的のところは、たとえば、孫崎さんの著書に出ているでしょう。
こういう問題の場合、私は、いつも基本的なところに焦点を当てることにしています。
日本の空をアメリカが管理している?
それは、誰が考えても、おかしいだろう。
しかし、そうなっている。
だとしたら、それには理由があるに違いない。
それは何か?
戦後の日本の出発点にあるのは、1945年9月2日の、ミズーリ号での日本の連合国への降伏調印です。
ここから、日本人は、自国の軍隊を放棄する日本国憲法を戦後日本の基本法に設定しました。
これに困ったのが、昭和天皇でした。
この人は、戦前のコミンテルンの宣言を本気にしていました。
すなわち、天皇制の廃止、です。
誰が皇室を守ってくれるのか?
当然、天皇からそのアイデンティティーを得てきた日本人にその義務があるのですが、日本人にいかにその意欲があっても、憲法上、その裏づけがありません。
だから、アメリカがここに出てきました。
日本人が自国の安全保障を軍事力の面で放棄したのなら、私たちアメリカ軍が、天皇をアカから守ってあげよう、と。
ここで、昭和天皇とジョン・フォスター・ダレスの手打ち式が行われました。
こうして日米安保、日米地位協定ができました。
結論的に言えるのは、今、アメリカ軍が日本の空を管理しているのは、日本人が、律令理性人でいるための代償です。
天皇からそのアイデンティティーを得ていることの代償です。
だから、私は、戦後の日本がアメリカの属国になっているのは、日本人が自ら招いている、と主張しています。
ちなみに、この状態を解決するには、哲学が必要になります。
日本人が天皇からアイデンティティーをもらう必要がなくならない限り、「戦後」は続きます。
(略)
=転載終了=
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