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(書評)満州国は日本の植民地ではなかった (ワックBUNKO) [単行本]
黄 文雄 (著)
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5つ星のうち 5.0
台湾人歴史家が語る満州国の真実--日本人は、満州国建国を誇りとするべきである 2006/8/13
By 西岡昌紀
台湾人である黄文雄氏による満州論である。満州は、歴史的に見て、中国人(漢民族)の土地であった事は無い。--これは、高校生が使ふ歴史地図を見れば、誰にでも分かる事である。殷、周、の時代は言ふに及ばず、漢、隋、唐、宋、明と、漢民族の王朝が満州を統治した事は無い。満州は、高句麗、渤海、契丹、遼、金、元、清など、漢民族(中国人)以外の民族の土地であった。満州が、中国の一部と成ったのは、第二次世界大戦後の事である--この最も明白でありながら、戦後、忘れられ勝ちな真実から始まって、黄氏は、戦後、語られて来た満州史が、いかに史実を歪めた物であったかを指摘する。例を挙げれば、満州への朝鮮農民の移住は、朝鮮人自身の自発的な移住だったのに、日本が強制した移住であったかの様に言はれて居る事、満州で、中国人が朝鮮農民を襲撃した万宝山事件で日本軍は朝鮮人を守ったのに、それが語られなく成って居る事、等々。
こうした多くの真実を語った良書であるが、私個人が、一番教えられた事は、日本の満州開発があれほど成功したのは、満鉄の一元経営が有ったからだとする指摘であった。(230ページ参照)つまり、ハリマンが提案した様な日米共同経営では駄目だったろうと言ふ指摘で、これは興味深かった。又、戦後中国の電力の殆どが満州国の遺産だったと言ふ著者の指摘も、貴重であった。若い読者に本書を推薦する。
(西岡昌紀・内科医/戦後61年目の夏に)
http://blog.livedoor.jp/nishiokamasanori/archives/5819206.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1863933318&owner_id=6445842
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