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内容紹介
ホイッグとトーリ,外国人国王とイギリス人貴族。抗争があいつぐ初期ハノーヴァー朝の混乱は,「南海泡沫事件」でクライマックスを迎える。本書は,英国 史,国際関係史,経済史,そして音楽史におよぶ驚くべき博識により,オーガスタン期の政治と音楽の切り離せない関係をヘンデルに見いだした待望の作品であ る。ホイッグ史観の陥穽を慎重に回避しつつ,ヘンデルと賢君ジョージ一世を,国際情勢と国内政争との交差点に位置づける。ここでは,政治なくしてヘンデル を語ることはできない。ジョージ一世なくして《メサイア》を語ることはできない。当時の政治・経済・社会・藝術に通暁した著者ならではのヘンデル像が,力 強く提示されている。 (京都大学人文科学研究所・坂本優一郎氏評)
ヘンデル没後250周年記念
『第三帝国のR・ シュトラウス』の姉妹篇
『クラシックジャーナル』
「これは、音楽史を、そして世界史をも書 き換える大変な本である。」
『出版ニュース』
「ヘンデルをめぐるドラマ、歴史的事件をトー タルに見据え、時代相を描き出す。」
『図書新聞』
「ハノーファー侯ジョージ一世の英王位継承に暗躍したハノーファー宮廷音楽長 ヘンデルの創作活動を辿り、政治と芸術の意外な結びつきを捉える。『第三帝国のR.シュトラウス』でナチスと対峙した音楽家像を描いた著者が、渡英したヘ ンデルの知られざる側面に光をあてる。戦争を機に国粋主義化した英国社会が異文化であるオペラに反発すると、ヘンデルは本領たるオペラ制作を止め、「メサ イア」等の宗教的オラトリオに転じた。英国史とヘンデルに関する精力的な研究成果。」(広島大学・島谷 謙氏評)
内容(「BOOK」データベースより)
「原初バブル」の全貌とともに甦る『メサイア』作曲家の真像。原初バブル(南海泡沫事件)はどのように発生し、いかなる余波を伴ったのか。ドイツ・ハノーファーの王位継承工作要員としてイギリスに送り込まれた音楽家ヘンデルの活動を通して、事件の真相を究明する。
Handel - Messiah - Hallelujah Chorus
Händel
Alla Hornpipe (aus "Wassermusik")
Bläserensemble-Budapest Strings
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http://www.amazon.co.jp/%E5%8E%9F%E5%88%9D%E3%83%90%E3%83%96%E3%83%AB%E3%81%A8%E2%89%AA%E3%83%A1%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%A2%E2%89%AB%E4%BC%9D%E8%AA%AC%E2%80%95%E3%83%98%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AB%E3%81%A8%E5%B9%BB%E3%81%AE%E9%BB%84%E9%87%91%E6%99%82%E4%BB%A3%E2%80%95-%E5%B1%B1%E7%94%B0%E7%94%B1%E7%BE%8E%E5%AD%90/dp/4790714225
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