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(書評)
報道されない近現代史―戦後歴史は核を廻る鬩ぎ合い [単行本]
元谷 外志雄 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E5%A0%B1%E9%81%93%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E8%BF%91%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E5%8F%B2%E2%80%95%E6%88%A6%E5%BE%8C%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E3%81%AF%E6%A0%B8%E3%82%92%E5%BB%BB%E3%82%8B%E9%AC%A9%E3%81%8E%E5%90%88%E3%81%84-%E5%85%83%E8%B0%B7-%E5%A4%96%E5%BF%97%E9%9B%84/dp/4863060580/ref=cm_cr-mr-title
5つ星のうち 5.0
産経新聞御用達の「保守」言論人とは違ふ視点を持った貴重な論客, 2012/2/21
By 西岡昌紀 - (2012年2月21日)
−−アメリカは将来、戦争末期の原爆投下や東京大空襲など、市民を対象にした十万人規模の大量無差別殺戮の真相が日本人に知られたとき、それを激しく非難され、日本が再び強国となってアメリカに復讐することを恐れて、「戦争放棄」という歴史上例のない憲法を日本に押し付けたのである。またそれを受け入れ、独立時にも放棄、改正の動きが政治の最重要課題にならずに封じ込められるような心理的下地が日本側にもあった。−−
(本書129ページより)
先ず、著者の愛国心の深さと視野の広さに敬意を表したい。私は、著者とは意見の違ふ点も有るが、この著者の場合、それは大した事ではない。又、著者が自身の人脈によって得たオリジナルな情報は、検証は要するにしても、確度の高い物が多い様に思はれる。特に、アメリカのユダヤ人社会についての著者の体験談、金日成・金正日親子の間の確執に関する著者の記述は興味深かった。本書は、産経新聞出版から出された本であるが、産経新聞御用達言論人にしばしば見られる金太郎飴的な画一性は全く感じられず、最近の若い自称「保守」達に見られる視野の狭さもこの著者には無い。神道や天皇家、靖国神社等のテーマよりも、国際政治の実務的な側面を語って居る点も、私個人は好感を持って読んだ。中国、韓国についての著者の分析、批判は厳しい物ではあるが、客観的であり、最近の一部の自称「保守」に顕著な感情的な言辞や排外性はこの著者には無い。この本を読み終へた後の爽快な読後感も、そこに理由が有る様に思はれる。私は、元谷氏の今後の言論に注目して行く積もりである。
(西岡昌紀・内科医)
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