★阿修羅♪ > 近代史02 > 577.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
「大化の改新」孝徳紀の改新の詔は中国の書物から潤色が大量に加えられている。 森 博達
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/577.html
投稿者 manase8775 日時 2011 年 11 月 29 日 18:59:44: PZJnfOiEOPWZI
 

「森 博達」博士は、それを中国語の音韻学というとてつもなく日本人には難解な手法で、いとも簡単に見破ってしまった。(日本の歴史の真実を解明したのは有名大学のエリート歴史学者ではなかった)残念!その他、分析に大役を果たしたのは、天文学者など多くは専門外である。書紀の文字や漢文の正確な解釈ができていないのに実証的な近世の国学を凌駕できず、イデオロギーに追従する中世に舞い戻る勝手な解釈をする者がいるがそれは、プロとは言えない学問にはプロもアマもいない、「文集より見た書紀区分論は難しくない。漢和辞典というツルハシ一本で着手できる。この豊かな金鉱の見取り図はすでに提供されている。(森)
以前、私がシリーズ投稿した部分にぴたりと重なる。もちろん森博士は、文字の面から詳細な分析を行い、その文章の書き手が何語を母語としたか証明し判明した。彼に反論を挑む歴史学者はほとんどいない。書紀分析では、絶対勝てないからである。20世紀がとうとう生み出したわれらが天才。
最新の本からの紹介。
日本書紀 成立の真実 - 書き換えの主導者は誰か [単行本] 森 博達 (著)
この本は比較的平易だ。その他は難解で私はギブアップした。

孝徳紀はα群といって基本的に正格漢文で書かれてある(唐人音博士による)が後に、倭語の癖の抜けきらない書き手が文章を加えたため、その真実味は消えてしまったのだ。その主は我らがヒーロー三宅臣藤麻呂様であった。
彼は位階が低いが、潤色(うそ)や加筆を担当した(森)。しかも、大宝律令以後、702年以後のことである証拠が挙がった。そのキーワードは、「御宇」6例、「御寓」4例。それ以外にも・・・
1、使役の誤用
2、受け身の誤用
3、譲歩の誤用
4、不定詞の語順の誤り
またそれ以外にも、27か所の倭習(正格漢文としては誤り)
殆どが書紀編纂の最終段階における加筆であった。
実は、孝徳紀の詔には、漢籍*@)による潤色が大量に加えられている。 (森博達)
つまり、大化の改新は信用できるものではないことを実証されたのだ。
大化改新は大虚構なのである。だまされていたのだ1300年も・・・

*@)中国の書物。中国人によって書かれた漢文形態の書物。

森博士の業績の一つを紹介します。読んでみてください。
http://ci.nii.ac.jp/els/110002533370.pdf?id=ART0002805194&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1322558976&cp=
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2011年11月29日 19:13:52: WrBl7tYjLY
誤(文集より見た書紀区分論)→正(文章よりみた・・・)

  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
 重複コメントは全部削除と投稿禁止設定  ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告」をお願いします。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 近代史02掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 近代史02掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧