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英、北方領土のソ連支配に肯定的 日本に同情と機密文書
2010年7月5日 18時58分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010070501000441.html
英外務省極東部が1979年に作成した機密文書「日ソの北方領土問題」の2ページ目。末尾の「結論」部分に「われわれはソ連の(北方四島)支配は国際的諸合意で認められているとの見解に傾いている」と記されている(共同)
【ロンドン共同】英外務省極東部が1979年末、北方領土問題で英国は「日本に同情」しつつも、北方四島に対するソ連(当時)の実効支配は「国際的諸合意で認められているとの考えに傾いている」と、ソ連側に肯定的な見解を示す機密文書を作成していたことが5日、分かった。共同通信が英公文書館で情報公開法に基づき文書を入手した。
文書はサッチャー政権初期、80年1月3日の同部日本課のスタンプが入っている。英国が50年代、日本の4島返還要求を支持しなかったことは明らかになっていたが、その後は88年に日本支持を表明するまで見解を示さない政策を継続。
ソ連支配を追認することで極東地域の不安定化を回避したい意向があったとみられる。
英国は、千島列島の主権放棄を明記した51年のサンフランシスコ講和条約の共同起草国。北方領土問題に関係が深い有力国の見解は、ソ連の強硬姿勢に影響を与えた可能性もある。
79年12月20日付文書「日ソの北方領土問題」は外部からの質問への回答として作成。「(英国は)日本に同情を示すかもしれないが、ソ連のこれら全地域の支配は、国際的諸合意で認められているとの見解に傾いている」と記述。
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