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独島:日本側が搬出を防ごうとした「立て札」 朝鮮日報 http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/329.html
(回答先: 竹島問題で韓国側の論拠崩す公文書発見 MSN産経ニュース 投稿者 パイプライン 日時 2010 年 2 月 23 日 10:35:23)
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 韓国人が昨年競売で購入し韓国へ、初公開 1837年、新潟の海岸に掲示 「鬱陵島右の島は韓国の地、渡海は厳禁」と記載 日本メディア「立て札が韓国に持ち込まれては駄目だ」 日本側が韓国に売られることを懸念していた江戸時代の木製の立て札が、劇的な形で韓国に持ち込まれた。この立て札は1837年のもので、独島(日本名:竹島)と鬱陵島は韓国領のため、日本人の渡海を禁止するという内容が記されている。 この立て札は、昨年3月に京都で競売にかけられた。産経新聞は「当時、日本では鬱陵島を竹島と呼んでおり、今の竹島とは別の場所なのに、韓国側はこれを利用して自国の領土だと主張する誤りを犯している。この立て札が韓国側に渡ってはいけない」という趣旨の報道を行った。 そんな立て札を、韓国人の事業家が150万円で購入した。立て札は、独島や鬱陵島周辺で操業していた漁民二人を海禁令違反で江戸幕府が処刑した翌年に作られたもの。 木製の立て札は、1837年2月に江戸幕府の命令を受け、高田藩が新潟の海岸に掲示したもので、大きさは縦33センチ、横72センチ。立て札の上には二つの輪が付いており、掲示板に下げられていたものとみられる。 立て札には、「竹島(鬱陵島)は元禄時代から渡海停止を命令した場所であり、他国の地に航海することを厳重に禁止する。竹島の右の島も航海してはならない」と記されている。(鬱陵島の)右の島とは、独島を指す。 国際文化大学院大学のイ・サンテ助教授は、「この立て札には、竹島(鬱陵島)の右の島(独島)まで航海禁止を命じたと記されており、日本が独島を韓国領と自ら認めた重要な資料」と語った。つまり、この「右の島」という文言のために、日本側が立て札の搬出を防ごうとしたと言う。 渡海禁止の立て札は、鳥取県浜田市の郷土資料館にも一つ残っている。大きさは縦50センチ、横1メートルで、今回発見された立て札より2年後の1839年に作られたものだ。 しかしこの立て札は、竹島(鬱陵島)への渡海禁止令を下したと記されており、日本側は、独島は該当しないと主張してきた。これに対し韓国側は、独島は鬱陵島の付属の島であって、特別に記載しなかったという論理を用いた。 しかし、今回の立て札の発見で、日本が独島を自国領から排除していたことが明確になったわけだ。立て札は、続けて「海上で他国の船と出合わないようにし、遠い海にはできるだけ出ないよう申し付ける」と記している。 当時の日本の記録を見ると、「江戸幕府の渡海禁止統治は立て札の形で掲示板に示され、小代官は方々にこれを知らせなければならなかった」とある。そのため、こうした鬱陵島・独島渡海禁止令の立て札は、日本の海岸のあちこちに立てられたと推定される。 この立て札は昨年3月15日、京都のオークション会社「古裂会(こぎれかい)」で、最低落札価格を120万円として公開競売に付された。日本人3人が138万円、145万円、150万円で応札した。5万円差で落札されたものを、韓国人事業家が入手した。 この立て札が競売に出されたことで、関心を寄せてきた日本の各メディアは、落札後も、「150万円で売れたが、落札者が誰なのかについて、オークション会社は口を閉ざしている」と報じるとともに、立て札の行方に注目した。 韓国人事業家は、「この立て札が韓国に持ち込まれては駄目だ、という論調で日本メディアが関心を示したため、驚いた。日本側が搬出を禁止するかもしれないと思い、荷造りをしたりほどいたりを何度も繰り返した」と語った。 この事業家は、事態が沈静化するのを待ち、10カ月後の今年1月になってようやく韓国に持ち込んだ。立て札は韓国に持ち込まれた後、虫食い穴から木くずがこぼれ落ちてくるため、韓国国内の文化遺産保存研究所で保存処理作業を施した後、公開された。 立て札は殺菌・殺虫機能を持たせるため薫蒸処理され、割れていた表面は膠(にかわ)で処理された。材質は松で、薄れていた文字は赤外線撮影で判読した。 キム・ドンソプ記者
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