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社会 : 「2・4事件」上伊那での真相学ぶ 伊那で集い(長野日報) http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/323.html
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=17180 社会 : 「2・4事件」上伊那での真相学ぶ 伊那で集い 1933(昭和8)年2月、県内の教員多数が治安維持法違反で検挙された弾圧事件「2・4事件」の学習会「『2・4事件』に学ぶ上伊那の集い」(実行委員会主催、長野日報社など後援)が7日、伊那市のいなっせで開かれた。上伊那での事件の真相や、現在の教育現場の課題、取り組みなどの報告があった。 事件は33年2月4日を皮切りに県内で約600人(教員約230人)が検挙、77人が起訴された。上伊那は諏訪・佐久に並んで多く、検挙約120人、起訴14人。 学習会では研究者や教員ら5人が報告。このうち中村正治さん=伊那市境=は、「上伊那の『2・4事件』を理解するには、上伊那の社会運動の歴史を分かってほしい」と述べ、大正末期に青年会運動から始まった伊那谷の社会運動の歴史を詳しく説明した。事件については「周到に準備され、計画的に行われた。赤化を喧伝し、教育を抑え、国家的思想統制へ進んだ」と指摘した。 教育現場からの問題提起として、伊那市伊那北小学校の小山治男教諭が、外国籍児童らの貧困と、それに対する取り組みを報告。鍵盤ハーモニカや運動服など再利用できる物は注文を取らない、といった取り組みの一端を紹介し、「作られた貧困や格差で子どもの教育がねじ曲げられてはいけない」と強調した。 学習会は県内各地で開かれているが、上伊那では初めて。元教員ら有志でつくる地元の実行委員会は、昨年12月、事件を題材にしたドキュメンタリー映画「草の実」の上映会も開いた。 地元実行委代表委員の唐木達雄さん=宮田村=は、「学習を通し、戦争への道はまかりならんという意気込みになってきた。当時の若い先生の教育実践ははっきりしておらず、今後も掘り起こすべき大事な問題と思う。自分自身の問題として生かしていただきたい」とあいさつした。 ============================================== 【関連サイト】 草の実 「2・4事件」の教師たち(ささやかな思考の足跡) 「二・四事件」映画製作へ 長野の映画関係者(信州ライブオン)
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