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260冊に慰安婦関連記述 90年以降出版の戦争手記【47NEWS】
http://www.47news.jp/CN/200912/CN2009122001000148.html
第2次大戦中、アジア各地に設置された「慰安所」や「慰安婦」、戦地での性暴力について、1990―2006年に出版された戦争体験者の手記など約260冊に、具体的な記述があったことが20日、「日本の戦争責任資料センター」の調査で分かった。
憲兵が慰安婦の検査をした記録や慰安所のスケッチなどが収められている。
研究者らでつくる同センターが3月から6月にかけ、国会図書館に所蔵されている戦記や回想録約2千冊を調べた。
これらの刊行時期は、アジア各国の元慰安婦が日本政府に謝罪や賠償を求めた「従軍慰安婦問題」が浮上した90年代以降。
資料を分析した吉見義明・中央大教授は「問題を意識したためか、具体的な記述が多い。
軍の深い関与を指摘するものもあり貴重な資料だ」としている。
慰安婦などについての記述があった多くは個人の回想録。
部隊史といった公的性格の出版物ではほとんど触れられておらず、吉見教授は「戦友会などで規制が働いた可能性がある」としている。
調査結果は今月21日と来年3月に発売される「季刊戦争責任研究」に掲載される。
2009/12/20 16:13 【共同通信】