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(回答先: 間違い指摘を認めないのは、「 多数決主義 」 投稿者 AHR666Generation 日時 2009 年 7 月 16 日 14:51:00)
>[ 現代 ] では、幻想となった・・ 進化論・BigBang・相対性理論・等を、今も
>載せているから 「 多数決 」が、正しい!! と、云う主義主張です。。
進化論・BigBangは、実証されていない仮説だから、「多数決」という批判は有り得るものの、
相対論は、単に電磁気学を考慮に入れたニュートン力学の修正(パッチ)ですからね。多数決ではなく、「事実」の「(記述)形式」ですよ。
科学は基本的に多数決ではないということを示した、恐らく最初の人は、ガリレオの父、ヴィンツェンツォ・ガリレイでしょう。当日、音楽家たちは、ピタゴラス楽派といって、ある特定の和音だけが数学的に美しいから美しいと主張していた。「多数派」でした。
だけど、ヴィンツェンツォはそれに異を唱え、現代で言うところのMOSテスト(まぁ、これを多数決と言われちゃどうしようもないけどw)を実施して、ピタゴラス楽派がいう以外に美しい和音があることを示した。これが、現代の音楽に繋がるわけ。そして、ガリレオもその反骨精神を受け継いで、慣性の法則や、天体の運動についての発見をしたというわけ。
それ以降、自然科学は常に、反証という「権威」の上に積み重ねられているわけで、これは多数派と実証派の闘いの歴史といってもいいでしょう。