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五十嵐一助教授はなぜ殺されたか?(1)
http://www.asyura2.com/09/nihon29/msg/797.html
投稿者 西岡昌紀 日時 2011 年 7 月 16 日 21:52:31: of0poCGGoydL.
 

(転送・転載を歓迎します)

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1749679029&owner_id=6445842


去る7月11日(月))は、五十嵐一(いがらしひとし)筑波大学助教授が、筑波大学構内で惨殺されて20年目の日に当たりました。


(五十嵐一筑波大学助教授(当時)とその殺害事件について)
        ↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E5%8D%81%E5%B5%90%E4%B8%80
(クリックして下さい)


謹んで御冥福をお祈りすると共に、五十嵐助教授の御遺族の御心痛にお見舞いを申し上げます。

五十嵐一助教授(当時)は、1947年(昭和22年)新潟県に生まれ、1970年に東京大学理学部を卒業。1976年には、同大学院美術芸術学の博士号を取られたユニークな経歴の持ち主でした。

五十嵐氏は、同年秋からイラン王立哲学アカデミー招待研究員と成り、イスラム世界の社会、文化についての研究を深めます。

そして、1987年、筑波大学で比較文化学類の助教授と成り、同大学で教鞭を取るのと並行して、中東関係の著作を多く執筆しました。

そうした執筆活動の一つに、マホメッドを風刺したサルマン・ラシュディーの『悪魔の詩』の翻訳が有り、注目を集めます。

その五十嵐助教授が、筑波大学構内のエレベーターの中で、何者かに刺殺されたのが、20年前の7月11日の事でした。

犯人は今もって「不明」であり、事件は、5年前、時効を迎えて、迷宮入りしました。

事件以来、マスコミは、五十嵐一助教授(当時)を、何故か、『悪魔の詩』の翻訳者としてばかり紹介、言及して来ましたが、私から見ると、五十嵐氏は、むしろ、エネルギー問題の優れた論客であり、湾岸戦争やパレスチナ問題についての優れた考察の主でした。

五十嵐教授が惨殺された理由は、今もって全くの謎ですが、五十嵐助教授(当時)が、原発問題に揺れる今、生きて居たら、日本のエネルギー政策について、どの様な提言をしただろうと、私は思ひます。

日本は、本当に、貴重な知識人を失った、と思はずに居られません。


(続く)

平成23年7月13日(水)


           西岡昌紀(内科医)

http://blog.livedoor.jp/nishiokamasanori/
(西岡昌紀のブログ)


 

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コメント
 
01. 2011年7月17日 04:04:20: FdHkrM6gYw
>五十嵐教授が惨殺された理由は、今もって全くの謎


アホかお前は。犯人も動機も全部わかっとるわ。


02. 2012年7月23日 18:07:42 : NizQOPCLy2
人文社会学棟の7階エレベーター近くにカンフーシューズの証拠ねぇ・・・。ちなみに首の切り口の状況は科学的に詳しく調べたのかね・・・。日本人が犯人であることを国際状況を考慮した警察が隠蔽した可能性はないのかね。とうとう時効になってしまったが・・・。

3. 2019年6月27日 14:55:54 : fVxBVXXNME : R05mL0hYQ0RPNlE=[1] 報告
CIA 湾岸戦争 中東 五十嵐助教

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