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捜査当局、そして裁判所も“加担”した「見込み捜査」の非道
選挙のお手伝いさんはなぜ逮捕されたのか(「週刊朝日」2011年2月4日号)
「法の番人」として違法行為を正し、市民を守るのが警察や検察などの捜査当局の使命のはずである。しかし、現実には事件のストーリーを一方的に描き、無実の人間に自白を強要する「見込み捜査」が後を絶たない。人権より当局のメンツが最優先される不条理に、ある事件で逮捕された女性が、勇気を振り絞って声を上げた。
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「本当のことを言っているのに、警察も検察もまったく聞き入れてくれませんでした。勝手に事件のストーリーを作って、話してもいないことを調書に書き込まれ、真実は消されてしまうんです。こんなやり方がまかり通るなら冤罪が次々と生まれるのは当然です」
兵庫県加古川市に住む飲食店従業員、東恭子さん(32)は感情を抑えながら話す。
昨年9月10日に大阪地裁で判決があった「郵便不正事件」は、そんなでっち上げ捜査の最たるものだった。現役の厚生労働局長だった村木厚子氏(55)を大阪地検特捜部が逮捕。検察のストーリーに合わせて、関係者を脅したり、強引な取り調べをして起訴に持ち込んだことが、法廷で明らかになった。村木氏は「無罪」を勝ち取り、特捜部は激しい非難にさらされた。
この国の捜査機関は、ストーリーを完成させるためなら、手段を選ばずである。その手段の前には「人権」などという言葉は虫けらのように扱われる。巨大な権力の前に抵抗するのをやめ、泣き寝入りした人たちは数多くいたはずだ。
東さんもまた、兵庫県警が創作し、神戸地検がお墨付きを与えた「選挙違反事件」のストーリーに無理やり登場させられた一人である。
(以下略)
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いくら報復逮捕で埋め合わせようとしてみても暴言取り調べの不当性は覆い隠すことなど出来っこないのだ
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10811464458.html
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