http://www.asyura2.com/09/nihon29/msg/591.html
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次に引用する記事のように、日付を改ざんしたフロッピーを被告側に返却した前田検事は、「罪の意識があり、改ざんしたデータを裁判に出そうとまでは考えなかったが、手もとに置いておきたくなかったので、返却した」という趣旨の供述をしていると言う。 しかし、本当だろうか?元々故意に改ざんしたと前田検事は言っていると言う。そうであれば、裁判途中で証拠返却自体が普通ではないのだから、何らかの意図があって返却したと考えるのが普通だ。やはり一時期の報道にあったように、「時限爆弾を仕掛けた」というのが事実ではないのか? もし、他の検事の言われているように、ミス・過失でフロッピーのデータを書き換えてしまったのなら、そのことを元々のフロッピーの持ち主、つまりここでは上村被告側へ伝えなければいけない。書き換えを伝えずにフロッピーだけを書き換え三日後には郵送で返却しているのだから、ミス・過失ということもあり得ず、更に言えば、「手元に置いておきたくなかった」ということも事実ではないはずだ。繰り返すが、証拠資料などを誤って傷つけることはあり得ることだ。しかし、それを黙ったまま証拠の返却をしてしまうのは、誤って傷つけたのではなく、故意に改ざんしたと言うことを裏付けることになる。 更に言えば、前田検事の上司も、ミスということで片付けようとしていたのなら、その段階で上村被告側へミスで書き換えてしまったと伝えておかなければいけなかった。それをしていないのだから、上層部もミスだとは思っていず、単に、改ざんが問題化した時、ミスだったと言い訳をするために状況証拠として前田検事に上申書などを作らせていたと言うことだろう。 http://www.nhk.or.jp/news/html/20101005/t10014403561000.htmlよりコピー: この事件で、最高検察庁は、大阪地検特捜部の主任検事、前田恒彦容疑者(43)が押収したフロッピーディスクのデータを書き換えた動機などについて解明を進めています。前田検事は、厚生労働省の元局長で無罪になった村木厚子さんを去年7月に起訴したあと、フロッピーディスクのデータを書き換えて、厚生労働省の元係長の弁護士に返却していました。検察関係者によりますと、前田検事は、データを改ざんしたフロッピーディスクを返した理由について「罪の意識があり、改ざんしたデータを村木さんの裁判に証拠として出すことまでは考えなかったが、手もとに置いておきたくなかったので、返却した」という趣旨の供述をしていることがわかりました。さらに、前田検事は「検察が描いた事件の構図に合うように改ざんしたので、弁護側が裁判で取り上げるとは考えられず、問題にならないと思った」などと供述しているということで、最高検は詳しいいきさつをさらに調べています。 6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<204>>
検事による証拠改ざん、「手元に置いておきたくなかったので返却」は本当か?
データ“置いておきたくなく返却”
10月5日 18時36分
押収した証拠を改ざんしたとして逮捕された大阪地検特捜部の主任検事が、最高検察庁の調べに対し「罪の意識があり、改ざんしたデータを裁判に出そうとまでは考えなかったが、手もとに置いておきたくなかったので、返却した」という趣旨の供述をしていることが、検察関係者への取材でわかりました。
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