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足利事件のやり直しの裁判で、警察庁の科学警察研究所の所長が証人として出廷し、「逮捕の決め手となった当時のDNA鑑定は識別能力が低かった」などと証言したようだが、これはとんでもないウソ証言だ。
実は当時の鑑定方法でも菅家さんのDNAと犯人のものと思われるDNAとは一致しなかった。科警研のDNA鑑定の識別能力が低かったのではなく、稚拙で間違った手法で検出されたDNA型鑑定を証拠採用していたのだ。
>再鑑定で弁護側の鑑定人を務めた本田克也・筑波大学教授は、最新の鑑定方法以外に科警研のおこなったのと同じ方法でも鑑定を試みた。鑑定用に提供された証拠品から「18-24」「18-31」「30-31」のDNA型3つが検出された。「18-31」は被害者である真美ちゃんのもの、「30-31」は真美ちゃんの母親のもの。したがって「18-24」は犯人のDNA型だ。菅家さんのDNA型「18-29」はどこからも検出されなかった。
>捜査段階で科警研が犯人のDNA型としていたのは「18-30」、これが菅家さんのDNA型と一致したとして菅家さん犯人の決め手としてきたのだが、実は犯人のものではなく被害者のものだった。つまり、犯人のDNA型を科警研は証拠品から検出することができず、被害者のものを犯人のDNA型としていたのだ。たとえて言えば、被害者の血液型がA型の事件で、「現場にあるA型の血痕が犯人の証拠だ」と言っているのと同じことなのだ。
<参照>
<足利事件で新たな「疑惑」浮上!>警察と検察はなぜ真犯人を追及しないのか!(どこへ行く、日本。)
科警研のウソっぱち証言を見てみよう ⇒
「DNA鑑定低かった」足利事件再審で科警研所長(09/12/24)
http://www.youtube.com/watch?v=7XwFoo7MoMs