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島根県で起こった女子大生の首切事件もおかしなことだらけだが、同様に、10月2１日から２２日にかけて千葉大園芸学部4年の荻野友花里さんが刺殺されたとする事件についてもさまざまな形で疑問を抱かざるを得ない。それらの疑問を次に述べるが、それとともに、最初に引用してある記事によると、出身高校は兵庫県加古川市にある農業高校とあり、それであれば、該当するのは兵庫県立農業高校しかない。全国で最も規模の大きな農業工のひとつと言われ、国立大学への推薦合格も毎年6名から8名あると言う高校だ。更に、兵庫県立農業高校とは、平成３年、入試答案の改ざんが明るみに出て、校長以下3名が刑事事件で有罪になっている学校だ。この入試答案改ざん事件についての記事もインターネット上にあり、それを引用してある。以下、疑問点を述べる。最初の１から３までは報道でも言われていた疑問点を述べ、４からそれらを総合した疑問点を述べる。
１． 現場は千葉県松戸市の市街地だ。かなり通行量のある通りに面している様子だが、殺害時や放火時の目撃情報がまったく出てきていない。10月21日の午前中の西千葉駅付近や市川駅で午前中の防犯カメラ映像が確認されていて、かつ、その日の午後には、被害者のキャッシュカードで現金を引き出した男がいたわけで、夕方までには犯行が行われた可能性が高い。しかし、その時刻に悲鳴などを聞いた人は皆無である様子だし、22日午後8時ごろの火災発生時の不審者の目撃情報もないようだ。殺害は、21日の午前10時ぐらいから午後の遅くない時刻と言うことだろう。しかし、それなら最も通行量の多い時刻のはずだ。千葉大園芸学部のすぐそばのアパートと言うことだから、学生の通行も結構あったはずだし、まったく悲鳴とか不審者の目撃情報がないということは不思議だ。
２． 全裸で胸に数箇所のかなり深い傷を負って発見されていたと言う。21日の午前10時ごろに帰宅して、全裸になる必要性があるのか？キャバクラでバイトしていたからと言って、売春と結びつくようには思えない。そもそも、授業にはまじめに出席していたと言うのだから、水曜日の午前中にそれはあり得ない。また、防御創もないという。
３． 火災が殺害推定時刻から24時間以上立ってから起こっている。わざわざ現場に戻ってきて火災を起こす必要性が普通の強盗殺人ならあり得ない。
４． テレビ報道では被害者のキャッシュカードで男が現金を引き出した時刻を言っていたかのかいなかったのかはっきりしないが、インターネット上に残っている記事では、21日午後と言う記載だけで、時刻が記されていない。防犯カメラに映像が残っていたのだから、当然正確な時刻が分かっているはずだが、なぜ、正確な時刻が発表されていないのか？数箇所のATMで引き出しをかけたということから午後と言う幅の広い時刻が発表されているとしたら、報道としての意味が余りない。まるで、そのことを意図して、わざわざ、数箇所での引き出しをやったというように見えてしまう。更に、もともと、10月30日に、被害者のキャッシュカードを使い現金を引きおろした男が防犯カメラに写っていたことが報道されている。しかし、その映像が公開されたのは11月2日だ。通常、カードなどでの引き出しがないかどうかは、最初に取り組む捜査なので、事件発覚翌日の10月22日には、カードでの引き出しの有無、その場所の特定、そして、当然、防犯カメラの映像の確認もできていたはずだ。なぜ、約2週間も防犯カメラ映像の公開が遅れたのか？
５． 殺害当日の被害者の行動、およびそれへの捜査が不自然だと思う。10月21日の朝、友人が起きる前に一人で友人宅を出ている点。普通は少なくともメッセージを残していくだろう。次に、市川駅から先の目撃証言がない点だ。バスで松戸へ向かったらしいと言う記事はあるが、バス運転手の目撃証言はない様子だし、松戸のアパート付近にあるはずの防犯カメラ映像もない様子だ。アパートに遺体があるなら、市川から松戸のアパートまでの目撃証言なり、映像なりが出てきてもよさそうだが、なぜ、でてこないのか？西千葉や市川での防犯カメラ映像があるなら、その映像を公開すれば、市川からバスに乗ったとして、同乗者の目撃証言も出てくると思うが、なぜ、防犯カメラの映像が公開されないのか？島根県での女子大生殺害事件では防犯カメラ映像が公開され、目撃証言が出てきている。島根県での事件は、午後９時過ぎにアルバイト先を出たときの映像だったので目撃者そのものが少ないはずだが、松戸の方は午前9時から10時過ぎなので目撃者自体も数が多いはずだ。更に言うなら、西千葉駅付近での映像と市川駅での映像があったという事実の公開が11月21日だ。これは余りに遅すぎる。通常、防犯カメラの映像の保存期間は一週間と言われている。だから、遅くとも10月末には西千葉駅周辺の映像と市川駅での映像を警察は見ていたはずで、その頃に被害者映像をなぜ公開しなかったのか、非常に不合理だ。更に、引用してある11月2日付の北海道新聞の記事には、「捜査関係者によると、荻野さんが千葉市内の友人女性宅で確認された１０月２０日午後１１時以降、荻野さんが千葉市内から自宅のある松戸市内までは電車を使った形跡がないことが分かった。２０日深夜以降、マンション最寄りの松戸駅では、ＪＲ、新京成とも荻野さんがＩＣカード式の乗車券で改札を通過した記録がなかった。総武線の市川駅で下車し、約５キロ先の松戸市内までバスで向かうルートもあるが、同駅で下車した記録も確認できないという。」とある。市川駅での映像を11月1日の時点では見逃していたと言うことなのだろうか？
６． 友人は朝起きて携帯で連絡をとろうとしなかったのだろうか？朝起きて泊まっていたはずの友人がいなければ携帯で連絡を取ろうとすると思うが、なぜしていないのか？そもそも、被害者の方は、携帯電話の電源をずっと入れていなかったのか？引用してある11月1日付けの北海道新聞の記事によれば、10月21日午前中に母親宛にメールを携帯で送ったとある。なぜ、正確な時刻と場所が報道されないのだろうか？携帯電話の電源が入っていれば、移動経路がある程度は分かるはずであり、そういったことについての警察のリークはないのだろうか？
７． なぜ、全裸で殺されていたのか？なぜ、防御創がなかったのか？なぜ、犯行後丸一日たってから放火されたのか？非常に大胆な推測だが、遺体が被害者のものではないと仮定すると、辻褄があう。死後硬直は死後数時間で始まり、半日程度で最も硬化すると言われる。また、死後90時間ほどで完全に弛緩してしまうともされる。死後硬直は、「筋源繊維タンパク質であるミオシンとアクチンが強く結合してアクトミオシンを生成し、筋肉は硬い状態になる」と言うメカニズムだ。そして、死後硬直が解ける事を解硬というそうで、そのメカニズムは、タンパク質分解酵素の働きによりたんぱく質、つまり、筋肉そのものがやわらかくなるからだという。仮に、遺体が死後硬直の始まった状態で冷凍保存されたものであるとすると、タンパク質分解酵素は低温なため働かず死後硬直したままなので、当然被害者の着物を着せることができないから全裸にするしかない。また、冷凍したものを20度とか30度に戻して死後硬直が解硬してから着替えさせればいいかと言うと、多分、それもできない。なぜかと言うと、まず、冷凍された状態のほうが取り扱いはしやすいから。そして、かなり解凍に時間がかかり、その間に、腹部の腐敗が進んだり、眼球が痛んだりするからだ。そもそも解硬してしまうと、死後硬直がある時期での遺体発見と辻褄が合わなくなる。つまり、遺体は冷凍保存した状態で運び込まれ、そのままベッドに寝かされたのだ。そして、丸一日かかって解凍され、ちょうどその時期に火事によって黒こげ状態にされたはずだ。もう少し正確に言えば、きちんと冷凍保存された状態からかなり温度がもどった状態で、しかし、手足は硬直した状態のままで、現場に運び込まれ、丸一日かけて室温状態に戻り、さまざまな証拠を消すために黒こげ状態にされたということのはずだ。さまざまな証拠とは、たとえば指紋であるとか、瞳の色とか、髪の毛の長さ、顔の特徴、直腸の温度などがあるはずだ。今ではインターネット上に見当たらないようだが腰の辺りが焼けたという報道もあったように思う。腰の辺りがより強く焼けていれば、直腸の温度による死亡時刻の推定はできなくなっているはずだ。また、熱によってたんぱく質が硬化してしまうので、死後硬直の程度による死亡時刻の推定も難しくなるのだと思う。ただ、自己融解現象は「消化管、膵臓、脾臓、肝臓、胆嚢、副腎髄質において起こりやすい」ということなので、皮膚表面が焼けただけなら、解剖で確認できると思うのだが、そういったことについての報道はない様子だ。丸一日たってからの火事は、多分、この自己融解現象を考慮してのことだ。遺体そのものが丸一日たってから冷凍保存されたものなら、当然その時点までの自己融解現象が起きてしまっているはずで、それにあわせて、今回の被害者も死後経過時間をとらなければいけない。そのために、死後24時間経過後の火事が起こされて事件発覚に至ると考えると辻褄があう。胸を指されたときに噴出した血の血痕も、火事によって確認できなくなったとすることが可能なのかもしれない。多分、以上のような推理をすると、全裸であったことも死後24時間以上してから火事が起こされたことも合理的に説明がつく。なお、以上のような推理を考えると説明がつくことが他にもある。
８． そもそも、殺人事件は年間1000件以上起きている。だから、何日間にもわたってマスコミ報道される事件はごく少ない。検挙率９６％以上なので、比較的初期に犯人が捕まる事件が多いのだろうが、事件発生から一月以上たってからまだ報道が続くのは珍しい。
９． 島根県立大学の新入生が首切りされた状態で胴体や頭部が見つかったそうだが、両手は見つかっていない。手のつめが見つかったそうだが、多分、指は発見されないだろう。なぜなら、指紋の照合を避ける必要があるからだ。動物の糞のそばでつめが見つかったというが、動物が食べたとは思えない。犬などはつめも消化してしまうはずだ。更に、そういった動物が食べることができる状態で遺体が遺棄されたのなら、頭部や胴体も動物に食べられていなくてはいけないが、そうではなかったことがすでに報道されている。つまり、島根の件も、そして、この千葉大園芸学部の事件も、同様に、被害者は家族もろとも、警察よりも大きな権力により犯罪でっち上げに巻き込まれている可能性が高い。動機は、「日本の将来は暗い」http://www.asyura2.com/09/senkyo74/msg/947.htmlの記事で書いたように、高校入試や大学入試での不正であろう。大枚をはたいて買った裏口入学なのだから、当然出口も保障されていなければいけない。高校入学時の不正が大学入試の不正、そして、その次の就職までもゆがませているのだ。多分、公務員やマスコミ、会計士や税理士、弁護士、医師などへ、こういった形で学歴をつけられていった人たちが大量に送り込まれているのではないだろうか？その弊害は大変に大きなものになり、正常な社会というものがいったいどんなものなのか、その辺の感覚そのものがすでに失われつつあるのではないだろうか？痛みを感じることのできなくなった人間はやけどを負っても痛みを感じることはないと言う。その先にあるのは、死に至る傷を負っても、それに対して手当てが必要だと気がつくことができないという状態だ。そのようなことを、このような工作にかかわっている人たちは望むのだろうか？
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