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催涙スプレーを所持=現金31万円、身に着け−文庫本も・市橋容疑者
11月11日18時14分配信 時事通信
千葉県市川市で2007年3月、英会話講師の英国人女性リンゼイ・アン・ホーカーさん=当時(22)=の遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された市橋達也容疑者(30)が大阪市内で発見された際、拳銃の形をした催涙スプレー2個を所持していたことが11日、県警行徳署捜査本部への取材で分かった。
捜査関係者によると、現金約31万円を柔らかいペンケースに入れ、ズボンと下腹部の間に挟んでいた。所持品に着替えはなかったが、捜査本部は市橋容疑者がさらに逃走を続ける計画だったとみている。取り調べでは、事件や逃走については話していないという。
捜査本部によると、市橋容疑者は10日午後6時44分に110番があり、大阪市住之江区の大阪南港フェリーターミナルで、大阪府警住之江署員に身柄を確保された。
この際、市橋容疑者の所持品の中に、拳銃型の催涙スプレーが2個あった。いずれも手のひらに隠れる大きさだった。
バッグ類は茶色の肩掛けかばんだけだった。捜査関係者によると、所持金は約31万円で、文庫本も持っていた。
市橋容疑者は同日深夜発の那覇行きフェリーの出発を待っていた。ベンチで居眠りをしていた様子で、到着した署員が起こす形になったという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091111-00000135-jij-soci