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県立大学長「犯人に憤り」 '09/11/7 【中国新聞】
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200911070287.html
広島県北広島町の臥龍山山頂付近で発見された女性の頭部遺体が島根県立大1年の平岡都さん(19)と確認されたことを受け、平岡さんの通う浜田市野原町の島根県立大では7日午前、本田雄一学長が悲痛な面持ちで会見した。
休日だったが、図書館などを訪れた学生も「信じられない」と驚きの表情。
緑に囲まれた郊外のキャンパスは最悪の結果に沈み返った。
本田学長は「大きな驚き、衝撃を受けている。極めて残念。無念さを思うと胸が張り裂ける。犯人に抑えがたい憤りを感じる。一刻も早く逮捕されることを願っている。大事な学生を預かる大学として誠に遺憾で申し訳ない」と述べた。
大学は同日朝、平岡さんが暮らす女子寮の学生約50人を集め「動揺することのないように」と励ました。涙ぐむ学生もいたという。
2年生男子(20)は「静かないい大学なのに…。犯人を絶対許せない」、別の2年生男子(20)は「アルバイト中の平岡さんに数回会った。愛嬌(あいきょう)をふりまく元気な印象だった。ひどすぎる」と憤る。
平岡さんは、これまで無断外泊などもなく、講義にもまじめに出席していた。
海外の飢餓の子たちを救うボランティアサークルに所属し、友人関係などでもトラブルは確認されていないという。
【写真説明】沈痛な面持ちで記者会見に臨む本田学長(右)と別枝行夫総合政策学部長
(7日午前10時、浜田市の島根県立大)