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女子大生の頭部が山中で発見されたらしい。しかし、これは単なる殺人事件ではない。以下、そう判断する理由。なお、判断の基礎として使う記事4つをこの投稿の最後に引用しておく。
1. 引用記事「友人や雇い主も可能に 不明者届け出、幅広く受理 警察庁」にあるように、日本では年間不明者が8万人以上出ているし、そのうち犯罪などに巻き込まれている可能性の高い特異行方不明者も3万人を越えている。だから、警察がたとえ特異行方不明者の届出を受けても、身代金の要求などのはっきりと何らかの犯罪を示す証拠がない場合、届出を受け付けるだけで何も動かないのが普通だ。しかし、今回は、10月26日に行方不明になり、同28日行方不明の届出がされ、11月2日に顔写真の公開がされている。更に、テレビ報道によると、バイト先と寮の間の林の中などの地域を警察関係者が捜索していた様子だ。しかし、10月2日の記事によると、携帯電話がつながらないだけで、「県警によると、平岡さんの部屋は荒らされておらず、平岡さんの預金口座から現金も引き出されていない。自宅とアルバイト先間の道路などでも、事件や事故につながるような痕跡は見つかっていないという」のだから、顔写真を警察が公開して捜索に当たること自体が非常に異例だ。更に、それがテレビで繰り返し報道されたことも異例だ。
2. 普通、殺人は単に殺すことが目的であり首をわざわざ切ったりしない。首を切り離すと言うことはそれだけ手間をかけることであり、殺人とは別の、一種の見せしめ、警告と言う意味があることが多い。特に、今回は、被害者の家族へ何も要求はされていないのだから、金銭目的ではないだろうし、被害者の周辺で何らかのトラブルがあったと言う報道もないことから、男女関係のもつれと言う可能性もないはずだ。
3. ここからは純粋な推理になるが、この事件は行政、特に警察が絡んだものに見える。顔写真の公開に携帯電話がつながらないことだけで踏み切ったのも、林などの捜索を実際にやったのも、事件が表面化した後、警察が届出を受けて早く動かなかったからだと言う非難を恐れて一種のアリバイ工作をしたのだとしか解釈ができないからだ。繰り返すが特異行方不明者のみでも年間3万人を越える数があるので、普通、強盗にあった痕跡があるとか身代金の要求があったとかでない限り、警察が捜査に動くことはない。だから、被害者、または、被害者の直接的な関係者に対する脅しと言うよりももっと幅の広い対象に対する脅しであるはずだ。もし、被害者個人や被害者の家族に対する脅しなら、警察やマスコミがこのように動くことはあり得ないからだ。
4. 被害者は香川県の坂出市出身だ。そして、被害者の生活圏は島根県であり、遺体発見場所も香川県から遠く離れた広島県と島根県との県境だ。つまり、被害者の家族や友人などが事件経過に関して自分たちで調べようとしてもほとんど不可能な状態にあることになる。つまり、犯人はこの事件一件で十分に脅しとして効果的だと考えていて、これ以上別の事件を起こすことは少なくとも現在の時点では考えていないと言う意味だと思う。犯人として誰かを出頭させるとかの手間のかかることをやったりする意図もないし、調査を長期化させるという意思もなく、事件そのものの風化を最初から意図しているはずだからだ。
5. 更に、頭部が見つかったのが金曜日の午後だ。検死や司法解剖は金曜日の通常の勤務時間外に行われることになり、人員が限られてくるわけで、これも意図的なものと見ることができる。
6. 頭部以外の遺体が見つかっていないが、多分、数日以内に発見されるはずだ。捜索に余り手間をかけようとは考えていないはずだからだ。
7. 被害者が大学の一年生でそこそこの難しさがある大学の学生であることを考えると、教育制度の腐敗、特に、入試制度の腐敗と関係があると思える。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200910/2009101500220
友人や雇い主も可能に=不明者届け出、幅広く受理−警察庁
警察庁は15日、行方不明者の捜索を求める届け出について、親族や後見人などに限っている現行制度を改め、親しい友人や恋人、同居人、雇い主にも拡大することを決めた。単身世帯の増加に加え、生命や身体に危険が迫っている恐れのある「特異行方不明者」が増え続けているため、届け出を幅広く受理することで不明者を漏れなく把握し、迅速な発見につなげる。
不明者の捜索は1976年の通達を基に運用してきたが、新たに国家公安委員会規則を制定。規則案に関する意見を16〜29日に募る。
同庁によると、年間の行方不明者は56年以降8万〜11万余で推移。2008年は8万4739人で、6年連続で減少した。一方、特異不明者は増加傾向が続いており、08年は3万4710人(全体の41%)で、人数、割合ともに統計の残る02年以降で最多だった。
規則案では、現在使っている「家出人」の表現を「行方不明者」に改め、犯罪や事故などに巻き込まれた恐れがあることを明確にする。警察署長が発見に関する責任者であることも明示した。(2009/10/15-18:47)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20091107k0000m040024000c.html?inb=yt
島根女子大生不明:広島の山中で女性頭部、平岡さんか
6日午後1時45分ごろ、広島県北広島町東八幡原、臥龍山(がりゅうざん)(標高1223メートル)山頂付近で、キノコ狩りをしていた男性が女性の頭部を見つけた。広島県警は、先月26日から行方不明になっている島根県立大総合政策学部1年、平岡都(みやこ)さん(19)=島根県浜田市原井町=の可能性が高いと見て、身元の確認を急いでいる。広島・島根両県警は、頭部を切断して放置したとし、死体遺棄・損壊容疑事件として捜査を始めた。
広島県警などの調べでは、見つかったのは女性の頭部で髪は黒く長かった。頭部は、臥龍山山頂付近に通じる道路の車両転回場の約10メートルがけ下で見つかった。現場は、広島、島根県境付近の山間部で、周辺にはスキー場が点在し、大きな集落はなく、人けのない場所だった。平岡さんが最後に目撃された島根県浜田市の中心部から直線距離で約25キロ南。
遺体発見現場の臥龍山山頂付近には、近くの人がわき水をくみに来たり、ブナ林の紅葉やキノコ狩り、山歩きを楽しむ観光客が訪れるという。近くに住む女性は「パトカーが来て国道を規制していた。こんなことは初めて」と驚いていた。
山のふもとにある博物館「芸北 高原の自然館」の男性職員(36)によると、遺体が見つかったがけの上の車両転回場は林道の行き止まりにあり、平日は2、3台の乗用車が駐車。休日には10台以上になるという。
この職員は「(県境をまたいで)隣の市で女子大生が行方不明になったと聞き、元気に帰ってくればいいと思っていた。今月2日は雪が降った。その時に既に放置されていたのなら寒かっただろう。かわいそうで言葉がない」と話した。
島根県警浜田署などによると、平岡さんは先月26日午後3時ごろ、大学から女子寮に戻り、午後4時半ごろからショッピングセンター内にあるアルバイト先のアイスクリーム店に出勤。午後9時すぎに退店してから行方が分からなくなった。香川県坂出市の平岡さんの母親が「連絡がつかない」と先月28日に捜索願を出していた。
店を出る平岡さんの姿は防犯カメラに映っていた。女子寮までは約1キロで、平岡さんは徒歩で通っていたが、周辺は山林が続き街灯も少ない。平岡さんは今年5月ごろからこの店で働いており、先月28日には辞める予定だったという。
同大によると、大学や女子寮周辺では今年4月ごろから、女子学生が見知らぬ男に声をかけられるなど不審者情報が十数件あったため、教職員らが夜間パトロールをしていた。しかし、夏休み明け以降は目立った情報はなく、見回りも行っていなかったという。
◇平岡さんの父「まだ何も聞いていない」
この日夕、平岡さんの父旦(あきら)さんは、浜田市内で情報提供を求めるビラ配りに参加する予定だった。しかし、「遺体発見」の知らせに急きょ取りやめた。
香川県坂出市府中町の平岡さんの実家では午後5時前、祖父がインターホン越しに応対し、「まだ何も聞いていない。無事を祈りたい」と話した。約1時間後、平岡さんの母親とみられる女性が帰宅し、無言のままうつむいて足早に家に入った。
平岡さんが高校生のころ、アルバイトをしていた食堂を経営する新野百々子(ももこ)さん(52)は「一回言えば、すぐに仕事を覚える子。言った通りに動いてくれた。小柄なので無理しなくていいと言っても、まじめに働いてくれた」と絶句。「常連客と『はやく見つかればいいのに』と心配していた。信じられない」と涙声で話した。
平岡さんが行方不明になる直前まで働いていた浜田市内のアイスクリーム店の女性店員は「大切な仲間がいなくなったというショックが大きすぎる」と言葉少なに話した。
http://www.sanin-chuo.co.jp/newspack/modules/news/article.php?storyid=1009661009
広島の山中に女性の頭部 島根の不明女子大生か
6日午後1時45分ごろ、広島県北広島町東八幡原の臥竜山(1223メートル)山頂付近で、キノコ狩りに来た男性が女性の頭部を発見した。付近で大量の血痕や遺留品などは見つかっておらず、広島県警は何者かが別の場所で切断し、車で運んで捨てたとみて、死体損壊、遺棄容疑で捜査を始めた。
10月下旬から行方不明になっている島根県立大1年平岡都さん(19)=島根県浜田市=と顔の特徴が酷似しており、県警は司法解剖して死因を調べるとともに、遺体は平岡さんの可能性が高いとみてDNA型鑑定して確認を急ぐ。
県警によると、遺体は20代ぐらいで茶色っぽい髪の毛。死後それほど時間はたっていないとみられる。現場は臥竜山の入り口から林道を約4・5キロ進んだ付近で、車両転回場の約10メートルがけ下のなだらかな斜面にある落ち葉の上で見つかった。
キノコ狩りの男性が「頭部が見えた」と110番した。付近では遺体のほかの部分などは見つかっておらず、県警は7日朝から再び80人態勢で捜索する。
平岡さんは香川県坂出市出身。島根県警によると、10月26日午後9時15分ごろ、浜田市内にあるアルバイト先の飲食店を出た後、約1キロ離れた学生寮に戻らず行方が分からなくなった。
携帯電話がつながらず連絡も取れないことから、浜田署は事件や事故に巻き込まれた可能性があるとみて捜査。今月2日に顔写真を公表し、情報提供を呼び掛けていた。
北広島町は広島・島根県境を挟んで浜田市と隣接しており、臥竜山は浜田市中心部から直線距離で南東約25キロ。
http://www.asahi.com/national/update/1102/OSK200911020111.html
19歳女子学生が10月末から行方不明 島根・浜田2009年11月2日22時55分
島根県浜田市の県立大学総合政策学部1年の女子学生=同市原井町=が10月26日の夜にアルバイトを終えた後、行方が分からなくなり、県警は2日、事件や事故に巻き込まれた可能性もあるとして、女子学生の写真を公開し、情報提供を呼びかけている。
県警によると、行方不明になっているのは、香川県坂出市出身の平岡都(みやこ)さん(19)。10月26日午後9時15分ごろ、浜田市港町のショッピングセンター内にあるアルバイト先のアイスクリーム販売店を退店後、連絡が取れなくなった。店を出てから、ショッピングセンターの防犯カメラに姿が映っていたという。
28日朝に家族から大学に「娘と連絡が取れない」と電話があり、同日午後、母親が浜田署に捜索願を提出した。
平岡さんは身長約147センチ。細身で髪はセミロング。26日は、白色に黒のしま模様の入ったフード付きのワンピースを着ていたという。
県警によると、平岡さんの部屋は荒らされておらず、平岡さんの預金口座から現金も引き出されていない。自宅とアルバイト先間の道路などでも、事件や事故につながるような痕跡は見つかっていないという。情報提供は浜田署(0855・22・0110)へ。