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職員が430万円横領 定額給付金など 流山市、懲戒免職処分(東京新聞)
2009年10月22日
流山市は二十一日、定額給付金など約四百三十万円を横領したとして、商工課定額給付金室の佐藤治昌室長(50)を懲戒免職処分にし、近く業務上横領容疑で流山署に刑事告訴すると発表した。
佐藤室長は同日、横領した金額を返済。市は上司の産業振興部長(57)を減給十分の一(一カ月)、商工課長(55)を同(二カ月)の懲戒処分にした。
市によると、佐藤室長は穀物の商品先物取引に手を出し多額の負債を抱えていた。窓口支給用の定額給付金と子育て応援特別手当から、九月一日に十万円を抜き取り負債を返済。同様の方法で十月二日までに計七回、四百三十万八千円を着服したという。
井崎義治市長は「任命責任と監督責任があり、十二月市議会に市長給与の減額に関する条例案を提出したい」と話した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20091022/CK2009102202000094.html