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http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00162871.html
東京・八王子市スーパー女性3人射殺事件 警視庁の捜査員ら、中国・大連に到着
東京・八王子市のスーパーで女性3人が拳銃で殺害された事件の時効まで10カ月余り。
「知人が事件に関与した」と話し、現在、中国で収監されている日本人の男(66)らから事情を聴くために、警視庁の捜査員らが成田を出発し、13日正午ごろ、中国・大連に到着した。
中国・大連に降り立った警視庁の捜査員たち。
警視庁の原 雄一捜査一課管理官は「(今回の調査協力はうまくいきそうな感じですか?)ちょっとお答えできないんで、申し訳ないです。本当に」と話した。
また、「大きな展開が期待されますよね?」との質問には、無言でうなずいた。
時効までおよそ10カ月。
「八王子スーパー強盗殺人事件」は、新たな局面を迎えようとしている。
1995年7月30日。
東京・八王子市の「スーパーナンペイ大和田店」の事務所で、従業員・稲垣則子さん(当時47)とアルバイトの高校2年生・前田寛美さん(当時16)、矢吹 恵さん(当時17)の3人が、拳銃で頭を撃たれて死亡しているのが見つかった。
女性3人が殺されたとみられるおよそ5分後に、事件現場を目撃した第一発見者の女性は「なんか雰囲気が嫌な感じだった。電気はこうこうとついていて、トイレも開けっ放しで、シーンとした感じ」、「女の子が2人うつぶせで(倒れていて)、則子さんが金庫の方に真っすぐ足を投げ出して、血は流れていたんだけど、仰天していたので。『わっ、事件』、『警察』って跳び下りちゃったから」と話した。
犯行に使われていたのは、38口径の回転式拳銃。
稲垣さんは頭に2発、矢吹さんら2人は1発ずつ頭に銃弾を受けていた。
事件から12年たった2007年、捜査難航に焦りを見せる警視庁は、最大300万円の懸賞金を設定した。
さらに時効まで残り1年を迎えた2009年7月、懸賞金を2倍の600万円に引き上げた。
そして、情報提供を求めるビラ配りが行われた。
原捜査一課管理官は「解決できないまま14年がたってしまったということは、じくじたる思いです。これまで14年間積み上げてきた捜査の種を、ことし1年で何とか実らせたいと思っております」と話した。
そんな中、寄せられた新たな情報。
情報を提供したのは中国だった。
中国で覚せい剤を密輸したとして死刑判決を受け、大連で収監中の日本人の男が、この事件について「知人が関与した」などと話しているという。
男は、日本で資産家を狙った多くの強盗事件にかかわったとされる窃盗団の主犯格とみられている。
警視庁は、この男と中国で行動をともにし、同じく死刑判決を受けている40代の日本人の男からも事情を聴く方針。
(09/13 18:03)