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福知山線脱線事故 JR西社長を業過致死傷罪で在宅起訴【読売】
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20090708-OYO1T00710.htm?from=top
兵庫県尼崎市で2005年4月、乗客106人が死亡したJR福知山線脱線事故で、神戸地検は8日、JR西日本の山崎正夫社長(66)を業務上過失致死傷罪で在宅起訴した。現場が急カーブに付け替えられた1996年12月当時、山崎社長は鉄道本部長で、地検は、自動列車停止装置(ATS)を設置しなかったとする不作為の責任があったとした。
大規模な鉄道事故で、事業者トップが起訴されるのは異例で、JR史上最悪の事故の刑事責任は、法廷で争われることになった。
兵庫県警が書類送検した歴代幹部8人と遺族が告訴した井手正敬・元相談役(74)ら経営トップ3人については、不起訴(嫌疑不十分)とした。
発表によると、JR西は96年12月に現場カーブを半径600メートルから同304メートルに付け替えた。当時、安全対策の責任者である鉄道本部長だった山崎社長は、カーブの危険性を認識していたにもかかわらず、手前に速度超過を防ぐATSを設置せず、05年4月25日、速度超過の快速電車を脱線させ、乗客を死傷させた、としている。
これまで、山崎社長は「あれほどのスピードで電車が突っ込むことは予想できなかった」として、一貫して事故の予見性を否認しているという。
(2009年7月8日 読売新聞)