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飯塚事件 妻子DNAと鑑定比較 元死刑囚の弁護団方針 年内にも再審請求【西日本新聞】 「飯塚事件 森英介法務大臣は性急に死刑執行した理由を国民に説明せよ【Scrap Japan】」のエントリー・リード文に書いたように、小生は科警研のDNA鑑定は偽造だったのではないかと疑っている。 当時の鑑定精度でも、福岡県警の依頼でDNA鑑定を行なった帝京大学の鑑定では、犯人の残したDNA型と被疑者のものは一致しなかった。その上検察はそのことを隠し続けてもいた。また足利事件でも弁護団は当時科警研が行なったのと同一方法でDNA鑑定を試みた。結果はやはり一致しなかった。 仮にDNA型が一致したとしても、犯人を特定できる精度は当時では低くて1000人に1.2人。さもDNA鑑定が精度の高い証拠かのように言っていたが、実はそれを具体的に日本の人口に当てはめると、犯人が無数に存在したことになってしまう。現在のDNA鑑定の精度とは比べるべくもない(「77兆人に1人」)。 国家が無実の人を死刑執行した可能性は極めて高い。またDNA鑑定精度向上ととぼけるマスコミの犯罪性も許し難い。 ======================================== http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/106301 飯塚事件 妻子DNAと鑑定比較 元死刑囚の弁護団方針 年内にも再審請求(西日本新聞) 久間元死刑囚が一貫して無罪を訴えた同事件で当時、有力な証拠とされたのは、6月に再審開始が決まった「足利事件」と同じ方法のDNA鑑定。弁護団は死後再審の新証拠の1つとして「元死刑囚の妻子のDNA鑑定を実施するなどして、当時の鑑定の誤りを立証したい」としている。 2女児殺害事件で、女児の遺体に付着した血痕と元死刑囚のDNA型が一致したとされる鑑定は、足利事件で精度の低さで誤りが明らかになった「MCT118」という方法だった。弁護団によると、2女児殺害事件の当時の試料は使い切られて再鑑定はできないものの、妻子のDNA鑑定を実施することで元死刑囚の型の一部を特定、当時の鑑定結果と比較して矛盾点を立証するという。 また当時「犯人」の血液型を元死刑囚と同じB型と特定した科学警察研究所(科警研)の鑑定結果について「真犯人はAB型の可能性もあった」として、法医学者などの協力を得て再実験を実施。また、有力な状況証拠とされた遺留品発見現場における車両の目撃証言の信憑性(しんぴょうせい)についても、再実験を行うという。 弁護団共同代表に就いた徳田靖之弁護士は「早い時期に再審請求していれば、こんなに早く執行されていなかったのではないかという思いがある。償いのためにも再審にたどりつきたい」と話した。会議には福岡、大分の弁護士計28人が参加。千野博之弁護士も共同代表に就いた。 =2009/07/03付 西日本新聞朝刊=
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10292985181.html から転載。
2009-07-04 09:59:15
gataro-cloneの投稿
テーマ:人権侵害/冤罪
http://s03.megalodon.jp/2009-0704-1035-39/www.nishinippon.co.jp/nnp/item/106301
2009年7月3日 00:14
福岡県飯塚市で1992年に小学1年の女児2人が殺害された事件で死刑が確定、昨年10月に執行された久間三千年(みちとし)元死刑囚=執行時(70)=の弁護団は2日、大分市内で会議を開き、年内にも死後再審を請求する方針を確認した。