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(転送・転載を歓迎します)
どうもおかしい。足利事件の「DNA鑑定」の事です。
なぜ、ゲルの写真が出て来ないのでしょうか?
当時のDNA鑑定の水準では、こう言ふ間違いが起こり得た、と言ふのが、この冤罪事件に関してマスコミが垂れ流して居る「説明」ですが、本当にそうだったのでしょうか?私は、どうも、この説明に納得がいかないのです。(マスコミの人たちは、何故、この「説明」に納得してしまふのでしょう?)
別の可能性として、1990年代のDNA鑑定でも、起こりえない間違いが、或いは、偽りの報告が為された可能性は無いのでしょうか?
その「DNA鑑定」のゲルの写真が公開されれば、それが分かります。
菅谷さんを犯人扱いしたそのゲルの写真が有る筈です。なぜそれを公開しないのか?
もし、当時のDNA鑑定の水準では、仕方の無い誤りだったと言ふなら、そのゲルを公開するべきです・そして、他のDNA鑑定の専門家に、本当に「仕方が無かった」のかどうかを判断させるべきです。
そして、マスコミは、何故、その「DNA鑑定」に使はれたゲルの写真の公開を求めないのか、全く理解出来ません。
まさか、ゲルの写真を失くした、なんてことは無いでしょうね。
2009年6月23日(火)
西岡昌紀
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再審決定 菅家さんに笑顔なし
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=876120&media_id=2
<足利事件>原因究明なき再審開始 菅家さんに笑顔なし
会見中、終始険しい表情を見せる菅家さん=東京・霞が関の司法記者クラブで2009年6月23日午前10時39分、梅村直承撮影
逮捕の決め手だったDNA鑑定が、今度は再審の扉を押し開いた。足利事件で再審を開始すべきだとした23日の東京高裁決定。無罪確定に大きく前進した菅家(すがや)利和さん(62)は時折、安堵(あんど)の表情を浮かべるもののほとんど笑顔を見せなかった。冤罪(えんざい)防止のため、当時の捜査や鑑定、裁判の検証を求めたが実現しなかったからだ。「納得ができません。どうして調べてくれないのか」。無念さがにじんだ。【安高晋、銭場裕司】
午前10時過ぎ、東京・霞が関の東京高裁正門前。菅家さんの弁護団は「早期幕引き 再審開始」「誤判の解明拒否」と書かれた紙を掲げた。拍手はない。「冤罪を作り出した原因を究明しなければならないのに決定は何ら立ち入らなかった。(再審公判を行う)宇都宮地裁を究明の場にしたい」。ハンドマイクで語る弁護士を支援者らが厳しい表情で見つめた。
その後、司法記者クラブで記者会見に臨んだ菅家さんも終始険しい表情。「再審開始で少しは肩の荷が下りております」と語る一方で、高裁が原因究明をしないまま決定を出した点について「私は怒っています」。警察、検察が既に謝罪した点を踏まえ「裁判官にもぜひ謝っていただきたい」と語った。
4日に釈放された菅家さんは現在、横浜市にある主任弁護人の自宅に身を寄せる。政党のヒアリングや記者会見に臨む忙しい日々だが、合間にテレビで時代劇を見るのが楽しみという。
刑務所では、差し入れの日本地図を眺め、「いつか、あちこちを自分で歩きたい」と願った。釈放後、神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮を参拝し、ライトアップされた夜の東京タワーを間近で眺め、「感動した」と話す。17日には故郷の栃木県足利市を訪れた。
遺留物と菅家さんのDNA型が一致しないとの再鑑定を受け、検察側は速やかな再審開始に取り組む姿勢を示した。これに対し弁護団は、当初のDNA鑑定を実施した警察庁科学警察研究所(科警研)技師や学者ら11人の証人尋問を求めた。
弁護団は前日の22日、高裁の矢村宏裁判長ら3人の裁判官の交代を求める忌避申し立てをしたが即日却下され、23日に異議を申し立てた。