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<飯塚事件は国家による殺人か?>導入初期のDNA鑑定見直し必要 資料保存義務化を求む(下野新聞) 被告人は一貫して犯行を否認し,DNA鑑定も,科捜研と大学に鑑定を依頼し,科捜研のみが「一致」との結論を下したにすぎないものだった。それでも,裁判所はそれに飛びついて有罪認定をし,一貫して犯行を否認した点を重視して死刑判決を下していたのだ。 おそらくこれも足利事件同様に冤罪と思われる。だがこちらはすでに国家権力によって殺害されてしまっている。再審請求中だったにもかかわらず…。「飯塚事件」である。 <参照> ======================================== http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20090605/156989 導入初期のDNA鑑定 ほかの裁判にも影響 資料保存義務化 求める声 高裁は今後、検察側と弁護側双方の意見書を踏まえ再審開始を判断する。北海道大大学院の白取祐司教授(刑事訴訟法)は「検察側が認めざるを得ないほど明確な無罪証拠が見つかった。ほぼ確実に再審が開かれ、無罪になると思う」と見通す。 検察側は菅家利和さん(62)の有罪の決め手となった旧鑑定を自ら否定したことになる。このことにより、同時期の別の事件でも、有罪の決め手となった鑑定結果が誤っている可能性が出てきた。 福岡県飯塚市で1992年、女児2人が殺害された「飯塚事件」。殺人罪などで起訴された被告は一貫して無罪を主張した。しかし足利事件と同じ手法のDNA鑑定が決め手となり死刑が確定、昨年執行されている。 白取教授は「当時のDNA鑑定が決め手となったほかの事件についても検証する必要がある」と強調する。 今回のDNA再鑑定では、被害女児の下着に真犯人の体液とみられる鑑定資料が残っていたことが幸いした。 過去には捜査機関が資料を全量消費してしまったケースがあるだけに、白取教授は「足利事件を教訓とし、鑑定資料の保存を義務化するなどの制度整備が必要だ」としている。
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10274583649.html から転載。
2009-06-05 13:53:54
gataro-cloneの投稿
テーマ:人権侵害/冤罪
国家権力が犯したと思われる殺人事件がここにある。「足利事件」と同じく精度の低い時期のDNA鑑定を証拠に女児2を殺害したとされた「犯人」が、昨年10月すでに死刑執行されている。
飯塚事件を忘れるな
飯塚事件と足利事件
(画像をクリックすると映像へ)
http://s01.megalodon.jp/2009-0605-1416-04/www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20090605/156989
(6月5日 05:00)
東京高検がDNA再鑑定について、“敗北宣言”ともとれる意見書を東京高裁に提出し、再審開始と無罪言い渡しの公算が大きくなった足利事件。導入初期のDNA鑑定の誤りを捜査機関が認めたことで、ほかの刑事裁判にも大きな影響を及ぼす可能性が出てきた。また専門家からは事件を教訓とし、鑑定資料の保存義務化などの制度見直しを求める声も上がっている。