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2009-04-21 17:16:22 菅家利和さんは刑確定後、当時のDNA鑑定は犯人を特定できるほど精度が高くないとして再審を請求。08年2月、宇都宮地裁では再審請求が棄却されたが、即時抗告し、現在、東京高裁で審理中。DNA型鑑定が有罪の有力な根拠となっていたが、東京高裁は鑑定医2人に再鑑定を委嘱。東京高裁は「4月30日をめどに結果を報告してほしい」と要請した。関係者によると再鑑定では、どうやら菅家さんのDNAと犯人のものが一致しなかったらしい。 ======================================== http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20090421/138404 足利事件 DNA型一致せず、菅家受刑者と遺留物(下野新聞) 足利市で一九九○年五月、保育園児松田真実ちゃん(4つ)を殺害したとして、殺人罪などで無期懲役が確定した元幼稚園バス運転手、菅家利和受刑者(62)が無罪を訴えている再審請求の即時抗告審で、DNA再鑑定の結果、菅家受刑者のDNA型が真実ちゃんの着衣に付着していた体液と一致しなかったことが二十日、捜査関係者への取材で分かった。有罪の決め手となった鑑定と別の結果が出たことで、再審開始の可能性が出てきた。東京高裁は、月末に結果の正式報告を受け、再審開始の可否を決定する。 高裁は昨年十二月、真実ちゃんの半袖下着に付着した体液と菅家受刑者の血液などを比較し、DNA型が同じかどうか嘱託鑑定することを決定。検察側、弁護側双方が推薦した鑑定人二人を任命した。 鑑定人らは一月、自治医大で真実ちゃんの下着を切断、試料として受け取り作業に着手。同月、鑑定人らは菅家受刑者が収監されている千葉刑務所で、菅家受刑者の血液と口腔粘膜を採取。今月末をめどに結果を高裁に提出する予定で、鑑定作業を進めていた。 下着に残っていた体液の量が少なく、保存状態も悪かったため、「鑑定不能」となる可能性も指摘されていた。 関係者によると、検察、弁護側双方の鑑定結果で、真犯人が残したとされる真実ちゃんの下着に付着した体液のDNA型と菅家受刑者の型は一致しなかったとみられる。これにより、確定判決が見直される公算が出てきた。 高裁は今後、検察側、弁護側と三者協議を行うなどして、再審開始の可否を決める。今後の高裁の判断に注目が集まる。 ======================================== 【関連記事】 「足利事件」再審請求即時抗告審 再鑑定で菅家受刑者と遺留物のDNA不一致の可能性(FNN)
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10246569415.html から転載。
gataro-cloneの投稿
<足利事件 再審開始の公算>DNA型一致せず、菅家受刑者と遺留物【下野新聞ほか】
テーマ:人権侵害/冤罪
90年、足利市で幼女が殺害され、1年半後、菅家利和さんのDNAが現場に残された精液と一致するとして起訴。無罪を主張したが無期懲役が確定。これが足利事件である。
http://s01.megalodon.jp/2009-0421-1742-59/www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20090421/138404
(4月21日 05:00)