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最後に引用するように、ATMが重機で壊され、現金が盗まれたようだ。
多分、今回の事件は、2400万円と言うかなり多額な現金がATMに入って居たからニュースになったのだと思う。
アメリカ国内でも同様な事件が起きていて、もう10年近く前に、ATMにある程度以上の振動を感知すると紙幣に特殊なインクをスプレーする装置をつけ、それ以降、つまり、10年ぐらい前から同様な事件は置きなくなっている。
日本の銀行の支店がアメリカにあるし、日本の警察とアメリカの警察の交流もある。なぜ、日本で同様な措置が取られないのか、おおいに疑問だ。
引用してある記事にあるように、結構この種の事件は頻発していている。「同県播磨地方では、先月末から郵便局など計3カ所で同様の事件(被害総額約1800万円)が起きており、同署は関連を調べる。」とあるから、兵庫県全体ではもっと被害額が多くなるはずだ。仮に、1月2月の合計金額が兵庫県全体で今回の記事にある金額、つまり、1800+2400=4200万円だとしよう。一年ではこの6倍、2億5千2百万円になる。47都道府県だから、全国で118億4400万円になる。多分、実際にはもっと被害金額は大きくなっているのだと思う。
銀行が被害にあっているのであって、個人が被害にあっているわけでは無いと言う考え方は、現実的ではない。なぜなら、結局、本来預金者に利子として支払われるべきお金が被害にあっているからだ。
預金金利がほとんどつかなくなったのは1990年代の末頃からだ。そして、多分、ATMを壊して現金を盗み出すと言う犯罪が起り出したのもその頃からではないだろうか?記憶があまりはっきりしないし、報道自体がどの程度されているか分からないので、かなりいい加減に言っているのだが、少なくとも1980年代にはあまりなかったように思う。
あまりにうがった見方かも知れないが、預金金利がつかないと言う状態を作ることで、銀行に関連した犯罪に市民の関心が行かないようにしているとは考えられないだろうか?そうとでも考えないと、なんで、簡単に対策ができるATM盗難の予防がされないのか、その納得が行かない。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200902230034.htmlよりコピー:
2400万円入りATM盗難 兵庫・佐用の農協 2009年2月23日
23日午前3時ごろ、兵庫県佐用町下徳久の兵庫西農協南光支店内に置かれていた現金自動出入機(ATM)が盗まれているのを警備会社員が見つけた。ATMには約2400万円が入っており、県警佐用署が窃盗容疑で捜査している。
同署によると、ATMは高さ約1.2メートル、幅約60センチ、奥行き約1.1メートル。支店の出入り口付近に重機が放置されており、同署は何者かがこの重機で出入り口のガラス戸を壊してATMを運び去ったとみている。同県播磨地方では、先月末から郵便局など計3カ所で同様の事件(被害総額約1800万円)が起きており、同署は関連を調べる。
以上コピー終わり