午後３時過ぎ、ＮＨＫ・ＢＳ１のニュースによりますと、スノーデン氏の証言として、「ＣＩＡは欧州の同盟国諸機関にも盗聴網をしていた」とのことである。
　日本もやられているのかな？　そうでもないか……。もう、アメリカは日本のことなんかどうでもいいと思ってるかもしれない。だいいち、官邸に訊いたら何でも、教えてくれそうだし、限られた予算は有効に使うだろう。

　えぬＨケーにゅーすによりますと、スノーデン氏はロシア亡命を断念したらしいです。プーチンが「反米活動をやめること」を条件にしたとのこと。プーチンも根性据わってない、ちょっと失望しました。まあ、ロシアもアメリカと同じようなことやってるでしょうから、ゆすられたんでしょうか……。

　ＮＨＫ１１時５０分ＢＳニュースによりますと、プーチンは「アメリカとの摩擦を避けたい」と。ホンネは＜アメリカに握られてるロシアの諜報活動の実態＞が暴露されたら困るからでしょ。ベネズエラの大統領が「世界はスノーデン氏を守るべきだ」と言ってるらしいですが、亡命受け入れには言及せず。やっぱり、アメリカがこわいのでしょうか？……

　００７シリーズの第２作目「ロシアより愛をこめて」、スパイ映画でしたが、なかなかの名作だったと思います。もう半世紀ほど昔でしたが。

　民放のニュースによりますと、ボリビア政府の政府専用機がフランス上空通過を拒否されたとのことです。同機にスノーデン氏が搭乗している可能性があることが理由らしい、と報じています。なお、ボリビア外務相はスノーデン氏の搭乗を否定しているらしいです。
　この「事件」、まるでスパイ映画の題材に使われそうな話ですから、注目度も大きく、リアルの情報をワイドショーでも取り上げているようです。続報としてニュースの行方をしばらく追いかけたいと思いますが、阿修羅の読者諸氏も、何かご存じのネタがあれば、この板にお知らせ下さい。よろしくお願いします。

　１．７日ＮＨＫニュース。スノーデン氏支援団体は、同氏の亡命先候補として新たに６か国を加えたと発表、候補国は２６か国となった。

　２．同上。欧州諸国、中国は、アメリカＣＩＡの盗聴行為などの全容を事情聴取する事務レベル会議を７月８日に設定することで合意した。

国民の為に国家の悪事を暴くとは、見上げた根性だ。

　８日午前BSNHKニュース。スノーデン氏のニカラグアへの亡命申請文書が公開される。「アメリカに帰れば公正な裁判を受けられず、死刑または終身刑になる恐れがある」との記述がある、と報道。
　なお、スノーデン氏の受け入れを諾としている国は３か国以上ある、と支援団体がコメントしている。ただ、アメリカはスノーデン氏のパスポートを無効にしており事態は依然流動的、同氏はモスクワ空港近辺に滞在している模様。