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発見された木簡=12日午後3時10分、福岡県太宰府市、関田航撮影
国内最古の戸籍史料、出土 福岡・太宰府の国分松本遺跡
http://www.asahi.com/culture/update/0612/SEB201206120025.html
2012年6月13日0時5分 朝日新聞
福岡県太宰府市の国分松本(こくぶまつもと)遺跡で、7世紀末(飛鳥時代)の戸籍情報を記した木簡が見つかった。国内最古の戸籍関連史料となる。同市教委文化財課が12日、発表した。日本初の本格的な行政法典とされる飛鳥浄御原令(きよみはらりょう=689年)で作成された戸籍「庚寅年籍(こういんねんじゃく)」(690年)を反映しており、律令政治黎明(れいめい)期の支配構造を知る一級史料だ。
同遺跡は古代の外交を担い九州を統括した大宰府政庁の西北1.2キロにあり、これまで旧河川の跡などから飛鳥〜奈良時代の木簡13点が出土。うち2点に7世紀末の戸籍や計帳(課税帳簿)関係の記述があった。
縦約31センチ、横約8センチの木簡には福岡県糸島地方にあたる筑前国「嶋評」にいた地域集団のデータがあり、表と裏に戸主ら16人の名や身分、続き柄などが記されている。構成員が増減した変遷を記録しており、浄御原令施行の翌年に作られた庚寅年籍の内容を元にしているという。
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