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2011年1月19日(水)掲載 山口新聞
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2011/0119/4p.html
18日午前8時50分ごろ、周南市中野の無職男性(84)方で、男性の長女(57)が「父親が冷たくなっている」と119番した。周南署は男性の妻(81)を殺人容疑で逮捕した。同容疑者の左手首に切り傷や遺書めいたメモが見つかったことから、同署は無理心中を図ったとみて調べている。
逮捕容疑は18日早朝、自宅で男性の首をスカーフで絞めて殺害した疑い。同署などによると、男性の首付近にスカーフがあったことなどから、就寝中に犯行に及んだとみられる。
夫婦は2人暮らし。同容疑者を市内の病院に連れていくために訪れた長女が、寝室で仰向けになった男性と自宅の敷地内で倒れていた同容疑者を発見。同容疑者は市内の病院に搬送されたが、命に別条はなく軽傷という。同容疑者の近くに包丁があり、居間のコタツの上に「もう疲れた」などと妻が書いたとみられるメモも見つかった。
同課によると、同容疑者は「自分でやったことは間違いない。介護に疲れてやった」と供述しているという。
■「仲のいい夫婦」住民ら驚き
周南市中野で発生した殺人事件。現場は民家十数軒が点在する山間部で、住人のほとんどは高齢者。亡くなった男性(84)は足が不自由で、最近は外に出歩くことが少なくなっていたという。介護疲れが原因とみられるが、住人たちからは「仲のいい夫婦だった。何があったのか」など、驚きの声が聞かれた。
近くに住む農業男性(79)と女性(75)の夫婦宅に同日朝、亡くなった男性の長女(57)から「父親が冷たくなっている。母親がいない」とあわてた様子で電話があったという。長女は同容疑者(84)を通院させるため、迎えに来ていた。
夫婦が男性方に向かったところ、息をしていない男性を寝室で発見。男性が「救急車は呼んだのか」と尋ねたところ、長女が「呼んだ」と答えたため、救急車を待つ時間、行方が分からなくなっていた同容疑者を3人で探し、男性が裏庭で仰向けに倒れている同容疑者を見つけたという。
昨年12月末に同容疑者と会ったという女性(83)は「『寒くなったね』というあいさつを交わした。特に変わった様子はなかったのに…」と肩を落とした。
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