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2011/1/18 10:00
http://netallica.yahoo.co.jp/news/163721
●まるで“第二の村木事件”だ
検察のデタラメ、腐敗がまたひとつ明らかになった。小沢一郎・民主党元代表の秘書だった衆院議員、石川知裕被告(37)に対し、自白を迫る誘導的な取り調べをしていたことが分かったのだ。
関係者によると、検察審査会の1回目の「起訴相当」議決後の昨年5月17日、石川議員を再聴取した際に、「検察と小沢さんの利害は共通している。小沢さんを不起訴にするには、前と同じ供述にした方がいい」などと迫ったという。石川議員はこの聴取内容を録音しており、公判前整理手続きで書面化したやりとりを証拠申請していた。
暴走検察は、厚労省の村木厚子元局長の冤罪事件でも自分たちが描いたストーリーに沿って自白を強要していたことが発覚したが、これほど日常茶飯事だとほとんど“犯罪者集団”だ。
それだけではない。来月7日から始まる石川議員の公判では、検察の無法ぶりが噴出する可能性もあるという。
「検察は、虚偽記載の背景に『水谷建設からの裏金5000万円がある』とストーリーを描き、石川議員を政治資金規正法違反で逮捕した。しかしロクに根拠もないから、公判前整理手続きでは東京地裁にも『因果関係を示すように』と指摘されるなどスッタモンダし、公判スタートまでに1年もかかったのです。結局、検察は何ら根拠を示せないまま『裁判の中で立証する』と大見えを切り、初公判にこぎつけた。検察は水谷建設の水谷功元会長や川村尚元社長らを証人として呼び、裏金の話をさせる計算ですが、そもそも、人目のつくホテルで裏金授受なんて荒唐無稽すぎる。弁護側に追及されたら、証人がボロを出す可能性もあります」(司法関係者)
村木厚労元局長の裁判でも検察側の証人が証言をひっくり返した。「石川裁判は第二の村木裁判になるんじゃないか」なんて声も聞こえてくる。そこへもって、今回の自白誘導。やっぱり特捜部は解体した方がいい。
(日刊ゲンダイ2011年1月15日掲載)
2011/1/18 10:00 更新
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