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【キリン社長・破談会見】(3)「単独でもアジアのリーディングカンパニーになれる」 - 産経ニュース http://www.asyura2.com/09/news8/msg/317.html
(回答先: キリン、サントリーの統合交渉が決裂 - 産経ニュース 投稿者 千早@オーストラリア 日時 2010 年 2 月 08 日 13:42:04)
[写真] サントリーとの経営統合交渉が決裂し、記者会見するキリンホールディングスの
−−今日、午前中のサントリーの佐治社長と会談されたが、その内容、やりとりについて教えて欲しい 加藤壹康(かずやす)社長「今日、(サントリーの)佐治社長と午前中に会った。最終的にこの交渉を残念ながら終了せざるを得ないことに両社合意して決定した」 −−時間とか場所については 加藤社長「時間、場所、このあたりについてはご勘弁頂きます」 −−サントリーとの話はこれで終わりだが、別のパートナーを探すのか。相手は内外を問わないか 加藤社長「当社は、先ほどいったようにスタンドアローンの中期経営計画を発表して、今年から実行に移している。当社としては、当然ながら1つの案件にこだわり、戦略を実行しているわけでなく、オプションも持っている。今後とも掲げている長期経営計画「KV2015」の実現に向け、なすべき活動展開はやっていくつもりだ」 −−3点あります。グローバルの企業を目指すということだったが、統合比率、ガバナンスという小異を捨て切れなかったのではないか 加藤社長「先ほどから言っているが、当然ながら統合比率の議論は行っている。小異、大同という話があるが、やはり新会社がステークホルダー(利害関係者)にとって、公開会社として経営が独立している、透明性があることに賛同を頂くことが重要。統合比率は最後の詰めまでいっていない。それ以前に会社の協議が行われた」 −−市場関係者や顧客も含めて、両者の統合を前向きに受け止めていたと思う。結果的に裏切ることになるが、顧客にはどういう説明するか 加藤社長「そうですね。戦略性、可能性については非常に大きいものあるということで交渉をスタートした。非常に期待感を持たれた方が大勢いたが、具体的に新会社を経営するには、期待感と一致しないといけない。協議の結果、わたしたちが描いている会社の姿について、若干合意できなかったということであります」 −−若干とおっしゃったが、本当に若干なのか 加藤社長「中味については、申し訳ないが、ご理解頂きたい」 −−大きな違いだったのではないか 加藤社長「大きな課題であることは間違いありません」 (2/3ページ) −−昨年7月の各社インタビューの中で、「世界から取り残されるので、(統合によって)強みをより強くしたい」と話していたが、単独でどう強化していくのか 加藤社長「われわれが目指すありたい姿、つまりアジアオセアニアの食と健康の領域でのリーディングカンパニーになることは、さまざな施策で(単独でも)達成は可能だ。国内外の事業基盤固めも順調にいっている。総合飲料戦略もうまくいっている。この案件(サントリーとの統合)がなければ、アジアオセアニアのリーディングカンパニーに到達できないわけではなく、従来からの戦略強化で達成できる」 −−今日の対談は何分 加藤社長「ご勘弁ください」 −−これだけ大きな統合交渉が結果として決裂、破談になった。経営責任についてはどう考える 加藤社長「先程から言っているが、われわれの成長戦略は、やはり1つ1つの案件については真摯(しんし)に進めるのが正しい姿と考えている。案件ごとには合意できないケースも当然ある。そのようにご理解頂きたい」 −−今日、最終的に交渉終了と切り出したのはどちらか。どう答えたのか。 加藤社長「双方とも、真摯に交渉を続け、合意には至らなかったが、誠心誠意、意見を述べてやってきた。だが、これ以上交渉を続けることは断念さざるを得ないと双方が考えた」 (3/3ページ) −−今回の統合交渉は非上場で、創業家の影響力がある会社との交渉だった。そういう相手との交渉の難しさについてはどう感じたか 加藤社長「今、申し上げた通り、非上場ということが原因ではなく、担当チームもわたしたちも、お互いリスペクトしながら交渉してきたということをお伝えしたい」 −−今日、サントリーとの会談前に、加藤社長の心の中では合意は難しいと感じていたのか 加藤社長「当然、進めていく中で、両社とも難しいなというのはあったので、こういう結論になった」 −−キリンとして、交渉打ち切りは加藤社長が判断したのか。ブレーンとの打ち合わせで決めたのか 加藤社長「細かいことは差し控えるが、役員の間では交渉の共有化を進めてやって参りました」 −−交渉の中で後からいろいろな意見を述べてくる人がいたが、6月に両社長が話した時は理解が通じたが、その後の意見でブレークになったのか 加藤社長「この交渉を継続する前提については、新会社のあり方を十分に話しした。その後、創業家という言葉も出たが、そちらと直接交渉しているわけではなく、サントリーと交渉してきた。こういう考え方が、創業家から出ているものかは知るところではない。交渉しているうちに異なる見解、要望が出てきた」
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