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http://news.tbs.co.jp/20100115/newseye/tbs_newseye4332463.html
TBS
世界の終わりまでの時間を示す「世界終末時計」の針が19年ぶりに戻され、あと6分となりました。
核戦争による人類の滅亡までの残りの時間を象徴的に表した「世界終末時計」。この「終末時計」を管理するアメリカの科学者の団体は14日、2007年に「人類滅亡まで残り5分前」に進めていた針が19年ぶりに1分戻されて「6分前となった」と発表しました。
この「世界終末時計」は、日本に原爆が投下されたことをきっかけに、1947年から毎年、アメリカの原子力科学者団体の機関誌「原子力科学者会報」が発表しています。
開始直後は、「人類滅亡まで7分前」でしたが、旧ソ連が崩壊し、冷戦が終わった1991年には「17分前」に戻されました。
しかし、アメリカで起きた同時多発テロ後、2002年には「7分前」に、そして2007年には北朝鮮やイランの核開発で核拡散の危険性が高まったとして「人類滅亡まで5分前」にまで進められました。
しかし、今年は核廃絶や軍縮に向けた機運の高まりや、地球温暖化問題への対策に進展の余地があるとして、史上初めて1分だけ針が戻されました。
ただ、科学者たちはイランの核問題など、いくつかの脅威は増しているとして、楽観視はできないとの認識を示しました。(15日23:19)