★阿修羅♪ > ニュース情報8 > 296.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
北朝鮮製ジーンズ、突然販売中止に
北朝鮮で作られたジーンズを販売する予定だったスウェーデンのデパートが、「政治的な問題にかかわりたくない」として、直前になって販売を中止をしました。
販売中止が決まったのは、スウェーデンの会社が企画し、北朝鮮の工場で生産されたジーンズです。
英語で北朝鮮を意味する「ノ−ス・コリア」を縮めた「ノコ・ジーンズ」は、5日からスウェーデンのストックホルムにあるデパートで売り出される予定になっていました。
しかし、開店30分前にデパート側から突然、販売中止を言い渡されました。デパート側は「これはジーンズの問題ではなく政治的な問題で、かかわりたくない」と理由を説明しています。
ジーンズで最も一般的な色である青は、「北朝鮮と対立するアメリカの象徴だ」として作らず、黒だけにしているということで、価格はおよそ2万円です。
ノコ・ジーンズ側はインターネットでの販売を続けるとともに、今後も別の小売店と交渉していくとしています。(06日15:47)
【12月3日 AFP】(写真追加)「人が手をつけていない新しいこと」を目指すスウェーデンの若い起業家らによる会社が4日、「メイド・イン・北朝鮮」のジーンズブランド「ノコ・ジーンズ(Noko Jeans)」を発売する。
最初の1100本のジーンズにはシリアル番号がふられており、まずはストックホルム(Stockholm)の百貨店とインターネットで優先販売を開始、その後に一部契約店で発売される。
ノコ・ジーンズを企画した3人は、全員25歳以下だ。世界から孤立した共産主義国・北朝鮮と接触したいと思ったことが今回のプロジェクトのきっかけだったという。
その1人、ヤコブ・オールソン(Jakob Ohlsson)氏は、北朝鮮は「あまりにも長いこと隔絶されてきた。どんな形でもいいから外の世界との接触を増やすことがいいことだと思ったんだ」と語る。自分たちのプロジェクトがなんらかの良い影響をもたらしてほしいと考えている。
3人はまずインターネットで、北朝鮮が製造を請け負うという同政府の公式サイトを見つけ、2007年中ごろに担当高官にメールを送った。その年は関係の強化に時間を費やしたという。その後3人は工場の選定と生産監督のために2度、北朝鮮を訪れた。
同国最大の衣料品会社に断られるといった障害もあったが、ノコ・ジーンズの2種類のモデルは2009年半ばから生産開始された。
生産は裁断から仕上げまですべて北朝鮮で行われているが、外国の影響、そして国外とのビジネスから60年もの間、切り離されてきた共産国家で作られ、同国内では入手できないジーンズは決して安くはない。1本の価格は1500クローナ(約1万9000円)だ。
またノコ・ジーンズはすべてブラック・デニムを使用しているが、それは「北朝鮮の人たちは、ブルージーンズというと米国を連想する。だから、ちょっとしたタブーとなっている」からだとオールソン氏は言う。
3人は今は北朝鮮国内の市場は狙っていないが、いつか「北朝鮮に住むぼくたちの友人も着られる服を作りたい」と願っている。(c)AFP/Rita Devlin Marier
コメント しかし1本2万円のジーンズって北朝鮮では売れそうもないし、うちの国でも現在では890円ジーンズが出てるし、ある意味価格破壊が目的かしら?それとも儲け主義?なんだかわからないニュースでした。