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日債銀粉飾決算事件も逆転無罪か 最高裁、11月に弁論(中日新聞)
2009年7月9日 18時21分
旧日本債券信用銀行(現あおぞら銀行)の粉飾決算事件で、最高裁第2小法廷(古田佑紀裁判長)は9日までに、旧証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の罪に問われた元会長窪田弘被告(78)ら3人の上告審弁論を11月9日に開くことを決めた。
最高裁が二審を変更する際に必要な弁論を開くことから、3人を執行猶予付きの有罪とした一、二審判決が見直され、逆転無罪となる可能性が出てきた。
同じ1998年3月期決算の会計処理をめぐる粉飾決算で同罪に問われた旧日本長期信用銀行(現新生銀行)の元頭取ら3人については、最高裁が昨年7月、逆転無罪判決を言い渡している。
被告は一、二審で懲役1年4月、執行猶予3年とされた窪田被告のほか、いずれも懲役1年、執行猶予3年とされた元頭取東郷重興被告(65)と元副頭取岩城忠男被告(71)。
一、二審判決によると、窪田被告ら3人は共謀し98年3月期決算で「回収不能債権」を甘く査定するなどして、貸倒引当金などを約1592億円過少計上。約2205億円あった未処理損失を約613億円と偽った有価証券報告書を提出した。
被告側は、98年3月期の前に旧大蔵省が示した不良債権を厳格に査定する新基準について「あいまいで、以前の基準を使っても違法ではない」として無罪を主張。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009070901000844.html