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ベトナム戦争時の国防長官マクナマラ氏死去(読売新聞)
【ワシントン=本間圭一】米メディアによると、1960年代のケネディ、ジョンソン米政権で国防長官を務め、ベトナム戦争本格介入を主導したロバート・マクナマラ氏が6日、ワシントンの自宅で死去した。93歳だった。
死因は明らかでない。引退後は一転し、ベトナム戦争への反省を唱えた。
1916年生まれ。ハーバード大で経営学を教えた後、自動車メーカー・フォードに入り社長を務めた。第2次世界大戦では米軍で、45年の東京大空襲の作戦にかかわった。
ベトナム戦争は、「マクナマラの戦争」とも呼ばれたが、情勢分析を誤り、米兵増派を続けて泥沼化を招いた。
68年の退任後は世界銀行総裁などを務めた。95年にベトナム戦争を批判した回顧録「ベトナムの悲劇と教訓」を出版した。晩年は、「人間は過ちを犯す。政治指導者も例外なく間違う」と述べ、指導者の情勢判断に誤りが生じる危険性を訴えていた。
(2009年7月7日01時56分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090706-OYT1T01003.htm