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(回答先: ラグビーW杯 日本1次リーグ敗退決まる:米国戦を勝利で飾っていい締めを 投稿者 あっしら 日時 2015 年 10 月 11 日 02:09:45)
ラグビーW杯 日本がアメリカに勝ち3勝[NHK]
10月12日 5時43分
ラグビーのワールドカップイングランド大会で11日、すでに1次リーグ敗退が決まっている日本は最後の第4戦、アメリカ戦に28対18で勝って、通算成績を3勝1敗として大会を終えました。
1次リーグは5チームで争い、上位2チームが準々決勝に進みます。
日本はここまで2勝1敗の3位で、南アフリカとスコットランドが先に4試合を終えて準々決勝進出を決めたため、日本は1次リーグ敗退が決まっています。
日本は11日、最後のアメリカ戦を迎えました。グロスターのスタジアムで行われた試合は前半、アメリカにペナルティーゴールで3点を先制されましたが、7分、ウイングの松島幸太朗選手のトライで日本が逆転します。その後、アメリカにトライを奪われ再びリードされましたが、日本は28分、初出場の大学生、藤田慶和選手がフォワードのモールに加わってトライを挙げ、このあとゴールも決まって14対8とリードを奪い返しました。日本は、このあとさらに五郎丸歩選手のペナルティーゴールを加えて、17対8とリードして前半を折り返しました。
後半は日本とアメリカがペナルティーゴールで3点ずつを加えたあと、22分、日本は相手ゴール前のラインアウトからモールを組み、途中出場のアマナキ・レレイ・マフィ選手がトライを決めて25対11とリードを広げました。このあと、アメリカにトライとゴールを返されて7点差まで詰め寄られましたが、試合終了間際に五郎丸選手のペナルティーゴールで28対18と突き放し、このまま逃げきりました。
勝った日本は通算成績を3勝1敗とし、勝ち点「12」でグループ3位で大会を終えました。日本が1次リーグで3勝を挙げたのは初めてです。
また、これまで8回のワールドカップで3勝を挙げたチームが1次リーグ敗退となるのは日本が初めてです。
五郎丸の得点 全選手中2位
ラグビーのワールドカップイングランド大会は1次リーグが終了し、日本の五郎丸歩選手が全選手の中で2位となる58得点を挙げました。
五郎丸選手は初戦の南アフリカ戦で1つのトライを挙げ、さらにトライ後のゴールとペナルティーゴールを合わせて24点をマークしました。その後も正確なキックでチームの得点源となり、スコットランド戦で5点、サモア戦でも16点を挙げました。
そして11日に行われた第4戦のアメリカ戦でも3本のペナルティーゴールと2本のゴールキックを決めて13点を挙げました。五郎丸選手の1次リーグ4試合での合計得点は58点となり、出場した20チームの全選手の中で2位に入りました。
1位はスコットランドのグレイグ・レイドロウ選手で60点でした。
ジョーンズヘッドコーチ「チームは成長した」
試合後、エディー・ジョーンズヘッドコーチは「疲れました」と日本語でひと言、感想を述べ、「選手たちがすばらしかった。アメリカの攻めをしっかり防いでくれた。チームは成長した」と今大会3勝目を挙げた選手たちをたたえました。そして「強くなかった日本が3勝をすることができた。すばらしい努力の成果だ。選手たちのプレーの質もよかった。日本では多くの人が試合を見て、子どもたちにラグビーをさせたいと思うでしょう。新しいファン、新しいヒーローがきっと生まれてくる。選手たちが日本のラグビーのイメージを変えてくれた」と、今大会、日本の選手たちが果たした成果を強調していました。
キャプテンのリーチマイケル選手は試合後の記者会見で前日に1次リーグ敗退が決まってから試合までにどう気持ちを切り替えたのかを聞かれ、「ミーティングで話したのは、自分たちのプライドを見せようということ。世界に対して、日本がどれだけすごいかを見せよう、日本のファンにラグビーのすばらしさを見せようとチーム内で話しをした」と説明しました。3勝を挙げたことについては「勝ててよかった。ベスト8は届かなかったが1つ1つの目標は達成できた。これを2019年の大会にどうつなげていくかだと思う」と振り返っていました。
正確なプレースキックで日本の得点源となった五郎丸歩選手は「ベスト8に行けたら最高でしたが、自分たちが目指してきたチームが形になって出しきりました。悔いはないです」と大会を振り返り、「初戦の南アフリカ戦の前は緊張していましたが、勝って、そのあとの試合は、自分はとても楽しめました。2019年の日本での大会につなげると頑張ってきたことが結果に出せてよかった」と話していました。
ファンから健闘たたえる声
ラグビーワールドカップで日本の3勝目を現地で見届けた日本人のファンからは、選手たちの健闘をたたえる声が相次ぎました。
熊本県の50代の男性は「開幕前は1勝できればいいと思っていたのに、ここまですばらしい結果を出してくれた選手たちに本当にありがとうと言いたい」と目を潤ませて話していました。
神奈川県から訪れた女性は「ワールドカップは5回目の観戦ですが、初めて日本の勝利を見ることができて胸がいっぱいです」と笑顔で話していました。
宮城県の男性は「2019年の日本での大会を成功させられるよう、選手たちに負けずに頑張って盛り上げていきたい」と話していました。
国内でも応援「感動で胸がいっぱい」
都内のスポーツバーではラグビーワールドカップの日本代表を応援しようと、午前4時の試合開始にもかかわらずファンが集まり、選手たちの活躍に歓声を上げていました。
東京・豊島区のスポーツバーには日本代表のジャージを着たラグビーファンなど、およそ80人が集まり、大型のテレビで試合を観戦しました。試合前、40代の男性は「とても気合が入っています。圧倒的に勝って3勝目をあげて気持ちよく日本に帰ってきてほしい」と話していました。歴史的な勝利を挙げた南アフリカ戦を現地で観戦したという男性は「験(げん)を担いで南アフリカ戦と同じ格好で来ました。力の限りを尽くして頑張ってほしい」と話していました。
試合が始まると集まった人たちは盛んに声援を送り、日本が得点を重ねるたびに、立ち上がったり、手を叩き合ったりして喜んでいました。日本が押し込まれる場面もありましたが、「ジャパン、ジャパン」と声を合わせて応援していました。
そして、ノーサイドの笛が鳴ると会場は大きな拍手で包まれ、全員で乾杯して日本の3勝目を祝っていました。試合後、30代の男性は「1次リーグ敗退はしましたが、この3勝は歴史を作ったと思います。4年後のワールドカップの自国開催でも今回以上に感動させてほしい」と話していました。
40代の女性は「感動と尊敬で胸がいっぱいです。これからも日本代表を一生懸命、応援しようと思います」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151012/k10010267151000.html
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