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論文の画像2点「不正ではない」 理研、調査継続[日経新聞]
2014/3/14 16:34
理化学研究所は14日、STAP細胞の研究論文に関わる調査中間報告を公開した。不自然と指摘された6つの点を調べ、調査中の4点を除き「研究不正には当たらない」と結論づけた。
まず判断した2点は、細胞の画像が不自然に見えることと、STAP細胞からできた胎盤の画像がほかの画像と極めて似ていると指摘された点だ。
不自然な細胞の画像について、動画から静止画を切り取ったものと判定した。ゆがみは、投稿論文の元の画像にはなく、論文に掲載された画像にだけあると確認。元の動画の提出を受け、東京大学の中野明彦教授にゆがみが生じる原因について意見を求めたところ「(論文に必要な)画像を作成する際に、解像度を下げたり圧縮したりするとゆがみができる」と指摘。調査委員会は「論文の画像は(研究チームが実際に撮影した)もとの動画の1コマと考えてよい」と判定した。
一方、胎盤の画像が酷似している点について、研究チームの小保方晴子発生・再生科学総合研究センター研究ユニットリーダーは「途中で論文の構成を変えて、不要になったにもかかわらず削除し忘れた」と説明したという。
笹井芳樹副センター長も「小保方氏に削除の指示をすることを失念したまま論文を投
稿し、そのまま発表した」と繰り返したという。
当初はSTAP細胞と比較するために使う画像が、論文の構成を変える過程で不自然な形で掲載されてしまったという。調査委員会は、当初の論文構成で確かにこの画像を使う前提だったことを裏付ける資料を確認した。笹井副センター長がいう「失念」以外の理由があった可能性は残るが「悪意があったと認定することはできず、研究不正には当たらない」とした。
調査対象は、同センターの小保方研究ユニットリーダー、笹井副センター長、丹羽仁史プロジェクトリーダー、若山照彦・山梨大学教授の4人。調査委員会は、論文の構想を示すノートやファイルのコピーの提出を受けているという。
調査は2月20日から3月12日まで、関係資料の収集と関係者のヒアリングを実施。さらに細胞の画像について、中野・東大教授の意見も参考に審議した。
調査の中間報告は、調査委員会から野依良治理事長あてに提出された。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGG1401O_U4A310C1000000/?dg=1
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