01. 2013年3月18日 09:59:10
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28億人が「水ストレス」に直面「RO膜」って何? 浄化、節水でアジアに商機 2013年3月18日(月) 相馬 隆宏 水資源への感度が企業の競争力を左右する時代を迎えている。エネルギー問題と異なり、代替の利かない水はより大きな経営リスクになる恐れがある。半面、高い水処理技術を持つ日本にとって水不足は商機ももたらす。家電や日用品など節水を支援する製品のニーズ拡大も見込まれる。 現在、約7億8000万人が安全な飲料水を継続的に利用できないほか、基礎的な衛生施設を継続的に利用できな人も約25億人いる。今後、人口の増加、新興国の経済成長、気候変動などによって水不足が深刻になる国・地域が増える見通しだ。2025年までに、約28億人が水不足や安定的に水を利用できない「水ストレス」に直面すると予測されている。 日本人の水資源は世界平均の半分 年間の平均降水量が世界平均の2倍ある日本だが、国土面積と人口を基に算出した1人当たりの水資源量は世界平均の半分程度しかない 出所:国連食糧農業機関(FAO) 水不足は人間にとって大きなリスク。ただその一方で、海水の淡水化や廃水の再利用などによって使える水の量を増やしたり、上下水道を整備して安全に水を利用できるようにしたりする事業に商機が潜む。電機業界で急速に存在感を増している韓国もこの市場を狙っている。 国・地域ごとのニーズに応じた事業展開が必要 資源・食糧問題研究所(東京都中央区)の柴田明夫代表は、「国・地域により上水道や下水道、造水・下排水とニーズが異なる。それぞれに応じた事業展開が必要」と言う。 水による健康被害が最大の環境リスク 寿命を縮める最大の環境リスクは、水の汚染である。安全でない水が要因で1年間に失われる寿命「損失余命」は約6424万年。気候変動の10倍以上で、喫煙よりもリスクが高い 出所:世界保健機関(WHO) 水処理膜などで高い技術力を持つ日本は、水ビジネスを成長産業に位置付けて官民を挙げて海外市場を獲得する考えだ。NPO(非営利組織)である日本水フォーラムの竹村公太郎事務局長は、「上下水道事業では、州や市などが顧客であることが多い。民間企業だけでなく、地方自治体が中核に入って売り込んだ方が信頼感を与えられる」と指摘する。 世界の水不足は日本にも影響大 トウモロコシや牛肉など食糧の生産には大量の水が必要になる。食糧自給率が低い日本は輸入に伴って海外で水を使っていることになり、その量は2005年で年間約800億㎥に上る。「バーチャルウオーター(仮想水)と呼ばれ、環境省と日本水フォーラムが東京大学生産技術研究所の沖大幹教授の指導を受けて算出した 出所:環境省 水不足が懸念される地域は、西アジア、北アフリカ、サハラ以南のアフリカが中心だ。今後、工業製品で大きな市場が期待される地域とも重なる。 製品を作る企業は、水の使用量が少なくて済む製造工程にしたり、一度、使った水を再利用したりして効率良く利用する工夫が欠かせない。水が貴重なこうした地域では、少ない水で洗濯や入浴ができる製品は消費者のニーズを満たし、大きな競争力を持つだろう。 東南アジア、中国、インドで産業用水の不足深刻に 現在の水ビジネス市場は60兆円強。今後110兆円に膨らむとも言われる水ビジネスの有望分野を紹介しよう。 【海水淡水化】 海水を脱塩処理して淡水を作り出すこと。海水には塩分が3.5%程度含まれており、そのままでは飲めないため、0.05%以下まで下げる必要がある。海水淡水化プラントは河川や湖沼などが近くになく、降水量も少ないような中東やアフリカ、地中海沿岸、シンガポール、中米などでニーズが高い。 海水を熱して蒸発させ、再び冷やして真水を得る蒸発缶方式と、RO膜(逆浸透膜)と呼ばれる水処理膜を使う方式がある。蒸発缶方式は大量の淡水を作り出すことができるが、エネルギー効率が悪いため、最近では日量1万tを超えるプラントは逆浸透法を使っているケースがほとんどだ。海水淡水化用のRO膜では東レ、日東電工、東洋紡の3社が世界シェア6割を握っている。 【バラスト水】 船舶を積み荷のない状態でも安定させるために積む水のこと。港で荷物を積む際に排出するが、水を取った地点と異なる場合、バラスト水中で繁殖した微生物による生態系への悪影響が懸念される。 国際海事機関(IMO)は2004年、外洋船のバラスト水に含む生物を基準値以下にすることを義務付ける「バラスト水条約」を採択した。日本はまだ批准していない。近く発効する見通しで、既に就航している船にも処理装置を取り付け、タンク内の生物を処理してから排出する必要が出てくる。 処理装置市場は世界で2兆円規模。フィルターなどでろ過する方法、薬剤を使って殺菌する方法、熱や紫外線を使う方法など様々な処理方法が開発されている。 【再生水】 1度使った水道水や下水処理水を再生処理した水のこと。水道水より清浄度が低くても使える水洗トイレ用水、散水などに使うことが多い。上水や下水に対して、「中水」とも呼ぶ。 渇水被害の軽減、下水道に流れる下水が減ることによる水環境の改善、CO2排出量の削減などのメリットがある。 深刻な水不足に苦しんでいたシンガポールでは自国の水資源の安定確保に注力した。その際の政策の1つが「ニューウオーター」と呼ばれる再生水。下水を水処理膜で再処理し、飲用水にしている。 再生水は産業用水の不足が今後深刻化しそうな東南アジア、中国、インド、中東などで関心が高い。現在の世界市場は1兆円程度とされ、さらに拡大する見込みだ。 【スマートウオーター】 上水から下水、水の再生といった水の循環をIT(情報技術)で総合的に管理すること。地域で需給に応じた給水制御が可能になるほか、水圧を制御するポンプの稼働を効率化して省エネもできる。 海外では米IBMが勢力を拡大している。水の管理を、河川・港湾などの水資源・海洋資源が対象の「リソース・マネジメント」、ダムや給排水施設などが対象の「インフラ・マネジメント」、企業が対象の「エンタープライズ・マネジメント」の3つに分類している。 日立製作所は、CEMS(地域エネルギー管理システム)と融合させることも視野に入れている。水道メーターのIT化を進めている企業もある。水道でのIT活用は今後、本格化しそうだ。 (日経エコロジー 2012年11月号の記事を再編集しました) 相馬 隆宏(そうま・たかひろ) 日経エコロジー副編集長 エコロジーフロント
企業の環境対応や持続的な成長のための方策、エネルギーの利用や活用についての専門誌「日経エコロジー」の編集部が最新情報を発信する。 |
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04. 2013年4月25日 23:56:38
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日本で中国黄砂来襲?騒動 気象庁は否定 http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2013-03/11/content_28201224_2.htm 中国が汚染濃霧に頭を悩ませていたころ、隣国の日本も同様の問題に遭遇していた。10日、東京周辺に強い風が吹き、これに伴ったチリがしばらく街を混乱に陥れた。日本の報道機関はこの天候を中国の影響と報道したが、気象庁はこれを否定した。 NHKは 10日、この日の午後、東京周辺で強い北風が吹き、地上のチリやほこりが巻き上げられ、茶色の粉じんが空を覆った様子を報道。環球時報の記者は、この時千葉県で車に乗っていたが、農地の土砂が巻き上げられ上空が黄色に染まっているのを目にした。日本テレビは、異常気象の影響で新幹線が速度を落として走行、25分遅延したと伝えた。新幹線運行開始以来、最も深刻な遅延だった。また一部のフライトで着陸空港の変更があった。報道によれば粉じんが最もひどいときには、東京都内で200メートル離れたビルが見えなかったという。 日本で突然現れたこの天候に、多くの人が中国由来と勘違いした。この誤解は主に日本の報道機関が根拠なく報道した内容によるものだった。テレビ朝日は10日、中国黄砂の飛来について特集を組み、専門家に中国の黄砂の被害について分析させている。共同通信は、中国は黄砂に覆われているだけでなく、これに伴うPM10もWHO基準の35倍となっていると報道。読売新聞はこの日、「九州から甲信地方までの広い範囲で中国大陸から西風に乗って運ばれてきた黄砂が観測された。環境省も黄砂とともにpm2.5も飛んでくる可能性について言及している。」と伝えた。気象庁は即時通達を出し、これは冷気が地上のチリを巻き上がらせておこった煙霧であり、中国の黄砂は観測されていないと明確にいっている。 http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2013-03/11/content_28201224_2.htm 国民の健康に配慮し、日本では気象庁がネット上に黄砂の到達飛来予測図を発表している。また、環境省と共同で「黄砂情報提供サイト」も開設している。気象庁によれば、日本全国で黄砂が観測され降り続くことがあれば、天気予報のほか、専門に黄砂の情報を公開するといっている。だが、いまのところ、気象庁は黄砂警報を発表していない。発表されている黄砂飛来予測図によれば、大量の黄砂襲来の様子はまだない。 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年3月11日 -------------------------------------------------------------------------- time when China was struggling with the pollution fog, in neighboring Japan was also encountered similar problems. The 10th, strong wind blowing in the Tokyo area, Chile was accompanied to this was plunged into chaos the city for a while. News agency of Japan reported that the impact of China this weather, but the Japan Meteorological Agency has denied this. The 10th, this afternoon, strong north wind blowing around Tokyo, dust and dirt on the ground wound, NHK coverage how the brown dust covered the sky. I was riding in a car in Chiba Prefecture, at this time, press the Global Times, the saw is over're dyed yellow sediment of farmland wound. Nippon TV, said traveling bullet train is slowing down due to the extreme weather, and was delayed 25 minutes. Shinkansen service since the start, it was the most serious delay. In addition there is a change of airport landing flight of some. When the most severe dust, that did not see the building 200 meters away in Tokyo according to the news release. In this weather that appeared suddenly in Japan, many people mistaking China origin. This misunderstanding was due to what news organizations in Japan were reported without basis primarily. The 10th, set the feature for flying Chinese yellow sand, TV Asahi is made to analyze the damage of yellow sand of China experts. Kyodo news agency, reported China is not only covered with yellow sand, and is 35 times the WHO standard PM10 also associated with this. On this day, the Yomiuri Shimbun mentioned the possibility of flying through the air also pm2.5 with yellow sand also. Ministry of the Environment that yellow sand that has been carried on to the west wind from mainland China in a wide range of Koshin region from "Kyushu was observed I was told that. "is. The Japan Meteorological Agency issued an immediate notice, is a haze which took place cold air is not rise up the dust of the ground, which is to say the clear yellow sand of China and has not been observed. In consideration to the health of the public, the Japan Meteorological Agency is pleased to announce the arrival flying Forecast Figure of yellow sand on the net in Japan. In addition, I have also established "yellow dust information site" in collaboration with the Ministry of the Environment. According to the Japan Meteorological Agency, it says that if there is a constant precipitation yellow sand was observed in Japan, in addition to the weather forecast, and to publish information of yellow sand to specialty. But, for now, the Japan Meteorological Agency has not announced a yellow dust warning. According to the yellow sand flying Forecast Figure that have been published, there is still no appearance of a large amount of yellow sand invasion. -------------------------------------------------------------------------- 在中国正让脑袋为污染浓雾烦恼的时候,邻国的日本也正遭遇同一样子的问题。在10日,在东京附近刮强大的风,伴随这个的尘埃使市镇许久陷入混乱了。日本的报道机关和中国的影响报道这个气候了,但是气象厅否定了这个。 在日本放松协会,刮在10日在这个日的下午,东京附近强大的北风,在地上的尘埃以及尘埃被卷起来,茶色的灰尘报道遮盖了空中的样子。环球报时的记者在千叶县这时坐车,但是看农地的沙土被卷起来,天空正在黄色被染上颜色的了。通知日本Television新干线把速度由于异常气象的影响丢掉,延迟了行驶,25分了。自新干线运行开始以来,是最严重的晚点。另外,乘一部分的航班有着陆机场的变更了。在灰尘最厉害的时候,据报道说据说不看得见在东京都中离开200米了的大楼。 在在日本突然地出现了的这个气候,许多的人误解为了中国由来。这种误解主要依靠日本的报道机关无根据而报道了的内容。电视朝日关于中国黄沙的飞来在10日编排专刊,正让专家关于中国的黄沙的受害分析。共同通信中国被黄沙遮盖,报道伴随这个的PM10是WHO标准的35倍。"有读卖新闻在西风上用从九州到甲信地方的广阔的范围从中国大陆这天,被搬运的黄沙被观测了"。环境省也也正关于吹走的可能性和黄沙一起提到pm2.5。传了to。气象厅即时做出通告,这个让冷气拧在地上的尘埃,上升,是发火的烟雾,并且正明确据说中国的黄沙被不观测。 考虑国民的健康,气象厅正在网络上在日本发表黄沙的到达飞来预报图。另外,也正与环境省共同开设"黄沙提供情报网站"。如果黄沙被在日本全国观测,可能连着下的话,据气象厅说,正除了天气预报以外据说专门公开黄沙的信息。但是气象厅没正现在发表黄沙警报。据被发表的黄沙飞来预报图说,还没有大量的黄沙袭来的样子。 -------------------------------------------------------------------------- http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2013-03/11/content_28201224.htm http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2013-03/11/content_28201224_3.htm http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2013-03/11/content_28201224_4.htm http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2013-03/11/content_28201224_5.htm http://images.china.cn/attachement/jpg/site1004/20130311/001372acd73d12a785fa13.jpg http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2013-03/11/content_28201224_6.htm |
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