http://www.asyura2.com/09/nature4/msg/804.html
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この夏、北極海の海氷の面積が最小記録を更新する見込みだ。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が20日、発表した。JAXAの水循環変動観測衛星「しずく」が撮影した画像などを分析した結果、海氷は1978年以来、観測史上最小だった2007年とほぼ同じペースで縮小し、とけるペースが鈍る8月になっても衰えていないという。
JAXAによると、北極海の海氷面積は8月18日現在で466.4万平方キロ。8月になって観測史上最速のペースで縮小し続けており、これまで最小だった07年9月24日の425.4万平方キロを下回りそうだ。
北極海の海氷には、夏を越してもとけなかった厚い「多年氷」とこの冬にできた薄い「1年氷」がある。昨夏、北極海の海氷は観測史上2番目に小さかった。その後、冬の冷え込みで1990年代並みの大きさまで拡大したが、「多年氷」が多い北緯80度以上の海域でも、夏を越せない「1年氷」が増えていたという。
JAXA地球観測研究センターの堀雅裕研究員は「薄い『1年氷』に広く覆われていたのではないか。今年の海氷は非常にもろいのが特徴だ」と話している。(田中誠士)
http://digital.asahi.com/articles/TKY201208210095.html?ref=comkiji_txt_end_kjid_TKY201208210095
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