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地球温暖化で降雨・蒸発の循環強まる=米科学者ら  時事通信
http://www.asyura2.com/09/nature4/msg/736.html
投稿者 ダイナモ 日時 2012 年 5 月 05 日 19:11:52: mY9T/8MdR98ug
 

【シンガポール26日ロイター時事】米ローレンス・リバモア国立研究所のポール・デュラク氏を中心とする科学者チームはこのほど米誌サイエンスに発表した研究で、世界の海の塩分の明確な変化を捉えるとともに、降雨と蒸発の循環が地球温暖化によって予想以上に強まっていることを発見した。この研究は、地球の温度が上昇する中で、増大する降雨あるいは強い干ばつによって地球のさまざまな場所がどのような影響を受けるのかを推定するのに役立つと見られる。

 科学者チームは、世界の海の塩分濃度パターンが1950〜2000年にはっきりと変化したと指摘した。地球の表面積の71%強は海で、ここには世界の水の97%までが集まっており、海が大気中の水蒸気の主な発生源になっている。

 降雨と、陸と海からの蒸発という循環は地球の水循環を成すもので、熱帯などは雨が多く、オーストラリアや米国、北アフリカの大部分などでは雨が少ない。一部の海域の塩分が濃いことは降雨量が少ないことを、塩分濃度が低いところは雨が多いことを示しており、塩分濃度によって降雨パターンの変化を調べることができる。

 同チームは、1950〜2000年に水循環が4%強まったとしている。これは気候モデル分析による予想値の倍だ。デュラク氏は「これらの変化は、地球温暖化に反応して、乾燥したところはさらに乾燥し、雨の多いところはさらに雨が増えていることを示唆している」と述べた。

 科学者は以前から、蒸発・降雨と海表面の塩分濃度との関係を知っているが、その関係を正確に数量化するのは困難だった。

 デュラク氏らは1950〜2000年の塩分データを、気候モデルでの塩分・降雨・蒸発の関係とに結び付けた結果、地球表面の温度が1度上昇するごとに、水循環が8%強まることを発見した。地球の温度は1950〜2000年に0.5度上昇した。しかし、気候モデルによると、温室効果ガスの増加を早急に食い止めなければ温度は今世紀末までに3度上昇すると予想されている。

 3度上昇すれば、同循環は最大24%強まり、乾燥と降雨の度合いがさらに高まることになる。デュラク氏はロイター通信へのメールで、「これは既に乾燥しているオーストラリアなどにとって大きな意味合いがある」と指摘した。同氏は、今回の研究は水循環と塩分濃度との関係の初めての正式な数量化だとしている。同氏は、海の塩分濃度は世界気候の健康診断材料としてこれまで以上に関心を集める可能性があると話している。[時事通信社]


http://www.jiji.com/jc/rt?k=2012042700299r

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雨の少ない地帯では干ばつの、雨が多い地帯では洪水の、それぞれの発生頻度が増加することを示唆している。これは温暖化によって異常気象の発生頻度が増加するというこれまでの説を裏付けるものだ。
 

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コメント
 
01. 2012年5月06日 12:34:55 : IYyRSPdFJA
いまだにCO2地球温暖化詐欺に加担する科学者がいるとは驚きだ。地球は寒冷化に本来は向うはずだったが、どういうわけか太陽系全体は温暖化に向っている。さらに米軍内の秘密結社要員がケムトレイルを世界中にまき、HAARPによる電磁波で局所的に温暖化を行い、豪雨を降らせている。いわゆる気象兵器である。この問題を抜きにグローバルに温暖化を論じていも意味をなさないのではないか。そこをどう考えるか考察されたし。

02. 2012年7月09日 09:26:17 : tCTeyFIUac
「気象現象」と言うのは、「大気の温度差」を解消する地球の安定機能です。(エントロピー増大の法則)

降雨・蒸発の循環・・これら気象現象を支配するのは、大気の《温度差》と、《大気の大循環》です。

「温度差」(熱力学第二法則)であって、特定の「もの」ではありません。

温度差を解消するため大気は温度差を解消すべく移動します。これがすべての気象現象です。

蒸発と言うのも、そこで蒸発するわけではなく、熱帯の大量に水分を含んだ温かくぃ気団が
温帯に移動してきます。これに《寒気》が移動してきて、「温度差」が激しくなった時に
異常気象が発生するのです。

「温暖化」と言うのは全体的に気温を温かくすることで、「温度差」を解消する方向なので、気象現象が発生しにくくします。

なお、気象現象で重要なものは《寒気》(温度差)なのです。ものではない。


異常気象は、異常な@「温度差」と、偏西風の大蛇行等の異常なA大気の大循環の異常によるのです。

異常気象が起こっている間は、高い温度差があるということなので、「温暖化」していないということになります。

二酸化炭素などと言うものは、全く関係しないのです。(熱力学=熱の挙動=は「もの」にかんけいしない。ものに関係するとするものは、それだけで嘘ということ。))


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