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週末にスーパームーン、迷信の真偽は?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120504-00000002-natiogeo-int
ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト 5月4日(金)19時28分配信
月が満月を迎えるタイミングと、地球との距離が年間で最も近くなるタイミングが重なる「スーパームーン」現象が、5月5日の夜(日本時間6日の昼頃)に訪れる。
月の軌道は楕円形のため、地球との距離が最も近い近地点と、最も遠い遠地点が存在する。「スーパームーン」という呼び名が使われるようになったのは1979年頃からと言われており、月が近地点で満月(または新月)になることを指す。この現象は平均して1年に1回は起こるという。
今回のスーパームーンでは月と地球の距離は35万6955キロ。月は米東部標準時5日の午後11時34分(日本時間6日午後0時34分)に満月となり、その1分後に近地点に到達する。
「年内の通常の満月と比べ、16%大きく、30%明るく見える。大したことはないと思うかもしれないが、明らかにいつもより大きく感じるはずだ」と、イリノイ州シカゴにあるアドラープラネタリウムの天文学者ゲザ・ギュク氏は話す。
スーパームーンが夜空に現れると自然災害が起きるという噂があるが、天文学者たちは迷信だと考えている。月の接近で地球に大きな影響が出る心配はない。
「満月と新月の際には、潮の満ち引きが最も大きくなることはよく知られている。これが高潮と重なると洪水が起こることもあるが、地震などの自然災害との関連性を示す科学的根拠は何もない」とギュク氏は述べる。
「スーパームーンははるか昔から何度も発生してきた現象だ。いつもより美しい満月が現れる以外は、特別なことは起こらない」。
◆地平線上のスーパームーン
スーパームーンの満月が地平線から顔を出す、各地の日没直後のタイミングが絶好のシャッターチャンスとなるだろう。
「濃い色に染まった月が、視界の手前にある建物などの奥から現れる」とギュク氏は話す。
月の軌道の大きさはわずかに変化するため、近地点での地球との距離も毎月異なる。例えば2011年3月のスーパームーンでは35万6575キロまで近づき、約20年間で最も短い距離になった。
来月にも、満月と近地点を通るタイミングがおおよそ重なる。ただしギュク氏によると、地球との距離が今回より少し遠い35万8482キロになるという。
「しかし0.5%ほど小さく、明度も約1%低いだけなので、十分満足できるだろう」。
Andrew Fazekas for National Geographic News
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