http://www.asyura2.com/09/nature4/msg/729.html
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先日(2012年4月6日)の共同通信の記事によれば、
この東日本大震災の津波で発生したゴミが太平洋を漂流して、今年10月頃から北米西海岸に到着するらしい。その量は最終的には4万トン余りになると言う。
いったん、このゴミが北米海岸に漂着すると、その海岸地の住民に対してはもちろん、カナダやアメリカの国家そのものに対して相当のダメージを与えるだろう。
漁業上の問題、観光、住環境への影響はもちろん、船舶航行に重大な支障が出るのは必至である。
もしこれらを、金銭で補償するとなると、天文学的な金額となろう。(現在、財政逼迫してる日本にその力はない)
こういうことが明瞭に予測できながら、
なぜ日本政府は、この漂流ゴミの回収に向かおうとしないのか?
必要なものは、5万トン程度の空タンカー1隻と、海面に漂ってるゴミをすくい上げてタンカーに乗せるグラブバケットのみである。(グラブバケットはタンカーに装着してもいいし、それが無理ならグラブ船がタンカーに同道すればいい)
漂流ゴミは、この秋口に北米海岸に到着するということから、アトせいぜい5,6ヶ月程度の余裕しかない。今ならまだ間に合う。
日本政府は、ただちにゴミ回収のタンカー派遣の計画を立て、それを実行に移すべきだ。
さもなければ、日本は、この震災でせっかく民度が世界から賞賛されても、 これからは、逆に世界中から怨嗟と糾弾の嵐を被ることになる。
そして現在、福島原発事故での対応の遅れが、日増しに日本を内政的にも外交的にも苦しめつつあるように、それにさらに輪をかけて日本を苦しめることになるだろう。(まさに、国家存亡の緊急事態であろう)
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