http://www.asyura2.com/09/nature4/msg/726.html
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カラコルム山脈の氷河は微増、世界的な減少傾向に該当せず=研究
2012年 04月 16日 17:50 JST
[ロンドン 15日 ロイター] 15日に刊行された科学誌ネイチャー・ジオサイエンスに掲載された研究によると、インド・中国・パキスタンの国境付近に位置するカラコルム山脈では、21世紀初頭に微量ながら氷河が増加した。これは、地球温暖化により氷河が減少する世界的な傾向とは逆の流れを示している。
同山脈は約1万9950平方キロメートルの氷河で覆われている。フランスのグルノーブル大学の研究チームは同研究で、1999―2008年にカラコルム山脈の氷河が1年間で約0.11―0.22メートル増加したとしている。これにより、同期間での海面上昇は1年にプラス0.04ミリからマイナス0.006ミリに修正する必要があると主張している。
一方、専門家らによると、世界的には2003―10年に約4200立法キロメートルの氷河や氷床が減少し、同期間に12ミリ海面が上昇した。
英エクセター大学のステファン・ハリソン准教授は、今回の研究結果が、地球の気象変化やそれが及ぼす氷河の影響には「相当な多様性」があることが示されたと指摘している。
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYE83F04Q20120416
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