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アポロ捏造論の技術的な肯定論
自分は、勇気を持っていうとアポロ捏造論(moon hoax)の支持者といっていいかもしれない。
有人月面着陸を信じきれないのである。
巷で主張されているmoon hoax理論の根拠は写真の捏造の可能性である。
自分がアポロの業績を信じられない理由は別にある。
「有人月面着陸の技術的な困難さ」からである。
自分は宇宙工学で博士号をとったわけでもないし、JAXAで働いているわけでもない
一応、物理的な知識は持ち合わせているが、ようするに非専門家である。
しかしアポロ技術的な側面を詳しく解説できる専門家が日本にどのくらいいるのだろうか
数十人という単位ではないのだろうか。
そういう人たちが懇切丁寧に解説しない限り、一般の人たちが疑問を抱くのは当たり前だと思う。
自分が問題視しているアポロの「技術的な困難さ」を列挙していきたい。
読んでから批判していただけたらと思う。
1.無大気化での宇宙船の姿勢制御の困難さ
アポロは月面「軟着陸」というむちゃくちゃな難易度の高いことに成功した。
軟着陸とは要するに逆噴射をして衝撃なく着陸することである。
軟着陸の様子はビデオでも公開されている。
ここで問題にするのは、「逆噴射して着陸する」ということの技術的な困難さである。
無大気化で噴射すると、あらゆる物体は回転してしまうのである。
例えば飛行機がなぜまっすぐ飛べるかというと尾翼を使って大気で姿勢制御しているからである。
またスペースシャトルも羽があるのはそれが理由の一つである。
無大気化で姿勢を制御するために、宇宙ステーション等は、小さな噴射を使用して回転を制御している。
アポロもそうやって姿勢を制御しないといけないが、宇宙ステーションのようには時間的な余裕がない。
リアルタイムで制御していかなければならない。地上から制御するには時間ラグが大きすぎる。
また撮影されたビデオでは、船員たちが姿勢制御を行っている様子はない。
まったく問題なく「下から」月面着陸している。
自分の考えでは、当時の技術では(おそらく現在でも)無大気化で姿勢を制御できず
頭から、あるいは横から月面に激突し何かしら機械の故障が発生し、
宇宙飛行士たちは月面へ取り残されたであろうと思う。
2.噴射そのものの制御
噴射は単純な技術だが、制御が難しい。
噴射は共鳴、振動現象を起こしてしまうのである。
現在でもその完全な解決はできてないし、当時は制御問題の把握すらされていなかった。
2.ソ連と比較したアポロミッションの信じられない困難さ
当時ソ連も無人飛行船の硬着陸の成功を実現させている。
硬着陸とは、要するに衝突、飛行船を月面に衝突させているのだ。
ソ連のミッションと比較してアポロ計画は比較できないといっていいほど難易度が高い。
アポロ計画は、宇宙船と着陸船が別々になっている。
宇宙船が月の軌道に入り、高速周回した後着陸船を切り離し
着陸船は逆噴射し、月に軟着陸をする。
その後噴射離陸し、加速し、高速周回する宇宙船に月の軌道面で
再度ドッキングを行う。
その後宇宙船は加速し、地球へ戻る。
それがアポロのミッションの内容である。
ソ連の計画と比較できないほど難易度は高い。
当時米ソの技術力はほぼ同等であったはずである。
少なくとも60年代初頭はソ連のほうが技術的に優位に立っていた。
当時のアメリカにこんな困難なミッションをやり遂げる技術があっただろうか。
自分の考えでは、現在のNASAでもできないと思う。
3・ソ連と比較したアポロ宇宙船の信じられない重さ
着陸船だけで総重量は14,696kgもある。
着陸船だけでソ連の飛行船の50倍から3倍前後ある。
それもそうで、2で記載したとおり、ミッションが複雑すぎるからである。
重量の重さは、更なる重量の重さを生む。発射の燃料の必要性は更なる
燃料の必要性を生む。
4.月面軟着陸の無人テストを行っていない。
人命がかかっているのにぶっつけ本番である。
軟着陸自体がミッションの最難関なはずなのに事前無人テストを行っていない。
また間接的に捏造を示唆するものを列挙していく。
5.アポロ計画のミッション成功率の異様な高さ
これは巷でよく主張されているから割愛する。
アポロ計画の技術的な困難さを考えるの異様に感じる。
6.アポロ以降有人着陸の成功がない、試みがない
これもよく言われているので割愛する。
現在でも技術的に困難だからであると主張する。
7.新しい知見の少なさ
科学というものは新しい到達をすると、謎めいた新たな現象が発見されるのが
通常のパターンである。
アポロ計画は新たに発見されたことが極端に少ない。
いずれも当初からわかりきっていたことばかりである。
ハッブルやボイジャーを捏造という人はいない。
新たな知見をたくさん発見したからである。
また捏造論に対する反証とされるものに対しても反証していく
8.月面で取れた岩
⇒ソ連も無人探査機を使って月面の岩を採集している
9.レーザーの反射、反射板の設置
⇒無人探査機で十分に設置可能
10.地震計の存在
⇒無人探査機で設置可能
11.NASA内部からの暴露がない
⇒最高機密であり、NASA内部でも捏造であることを把握していたのは数十人単位であると思われる。
また、内部暴露は思われているほど起こりうるものではない。
CIAは盗聴の暴露など行わないし、731部隊の内部暴露などほとんどない。
12.宇宙飛行士の証言
⇒薬物などを使った記憶の偽造ではないかと思う。
アポロ計画は数兆円単位の事業であり、薬物やスタジオなどを使った
記憶の偽造を行うのはたやすいことだと思われる。
また宇宙飛行士の記憶はあいまいなのもそのためである。
13.JAXAかぐやの撮影
⇒同盟国アメリカに依頼されて、口裏を合わせている。
また、漠然としすぎていて証拠のレベルに達していない。
14.捏造の動機は以下のようであったと推測される。
「有人月面着陸は、数兆円もの予算をつぎ込んだミッションである。
万が一それが不可能であるとばれると、NASAの高官達の首が飛ぶだけではなく
NASAという機関の存続が危険となってしまう」
NASAを存続させるため有人月面着陸を捏造した。
また成功の日時がケネディーが目標とした60年代ぎりぎりであったことも怪しく感じる。
(1969年)
繰り返し書くが、自分は非専門家である。(物理屋ではあるが)
なので勘違いや認識の抜けなど山ほどあると思う。
その辺は了承していただきたいし、またあれば指摘していただきたい。
が大筋は間違っていないはずである。
理論的にできると、工学的安全性を持ってできるとは違うのである。
おそらく現在でもNASAを含め世界中の機関で有人月面着陸を「安全性をもって」
行うのは不可能である。だからどの機関もやらない。
当時のソ連のような人の命などどうでもいいと思っている国でも行うことができない
成功の見込みのないミッションだったのである。
以上が自分がアポロ捏造論を支持する理由である。
よければ科学的な、何より工学的知識でわかりやすく論破してほしい。
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