http://www.asyura2.com/09/nature4/msg/662.html
Tweet |
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111002-00000532-yom-soci
読売新聞 10月3日(月)3時5分配信
北極圏で最大のオゾン層破壊、4割失う…今春
北極圏で今春、観測史上最大のオゾン層破壊が起きていたことが、国立環境研究所(茨城県つくば市)など9か国の国際研究チームの分析で分かった。
失われた量は、北極圏のオゾン層全体の約40%に達し、成層圏内の18〜20キロ上空では、最大で80%に及んだとみられる。3日の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。
大規模なオゾン層破壊が起きたのは、グリーンランドとスカンディナビア半島の間からシベリアの北部を通る長さ3000キロの細長い範囲で、日本列島が入る大きさ。オゾン層の濃度は季節の変動があり、北極圏では春に最も薄くなる。同半島やロシア北部では、3月から4月にかけて、数十日にわたり深刻な低オゾンの状態が続いたとみられる。北極圏のオゾン層の減少量は、2000年代には30%程度だった。
4月後半には、オゾンが薄い範囲が崩れて、一部が気流に乗って日本上空にも到達。同30日には、つくば市でも通常よりやや高い紫外線量が観測された。
今年は、冬季に上空にできる低気圧の渦(極渦)が過去30年で最大の規模で、温室効果ガスの影響も加わり、フロンなどによるオゾン層の破壊を進行させたとみられる。
最終更新:10月3日(月)3時5分
読売新聞
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 環境・エネルギー・天文板4掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。