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悲哀の感情、“死を悼む”ゴリラ
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悲哀の感情、“死を悼む”ゴリラ
友人に教える
National Geographic News
May 27, 2011
自然界の驚くべきシーンをご覧いただきたい。マウンテンゴリラの母親が死んでしまった子どもの傍を離れることができずにいるのだ。
去る4月、コンゴ民主共和国のヴィルンガ国立公園の監視員イノセント・ムブラヌムウェ(Innocent Mburanumwe)氏は、ルズジ(Ruzuzi)というメスのゴリラに注目し記録を始めた。同氏によると、彼女は初産の我が子を生後2週間も経たずに亡くし、深く悲しむかのように遺骸の傍で1週間以上も過ごしていたという。
ヴィルンガ国立公園地域担当の獣医責任者で、1980年代半ばからマウンテンゴリラの研究を続けているジャン・レイマー氏も、「彼らの心中はわからないが、確かに“喪に服す”ゴリラもいるようだ。あるいは死を受け入れることができないのかもしれない」と語る。
「去年、ある母親ゴリラが死んだときも、3頭の子どもたちは遺骸の傍を丸一日離れなかった。われわれ人間が死を悼むのと同じ感覚で、悲しみと混乱の淵にあったのだと思う」。
Photograph courtesy Virunga National Park
追悼集会、“死を悼む”ゴリラ
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追悼集会、“死を悼む”ゴリラ
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National Geographic News
May 27, 2011
息絶えた我が子に寄り添う母親ルズジ(Ruzuzi)。若いゴリラや大人のメスも囲むように集まってきた。この「死を悼む儀式」の様子は2011年4月、コンゴ民主共和国北東部のヴィルンガ国立公園で、レンジャーのムブラヌムウェ(Mburanumwe)氏が撮影した。
当時の様子を「本当に死んでいるのか半信半疑の様子で、ファミリーの中からはすすり泣くような声も聞こえてきた」とムブラヌムウェ氏は語っている。
人間の感情を動物に投影したくなる衝動を抑えようとするのが研究者の心構えだ。
しかしゴリラたちが幼子を気遣う様子を実際に見ると、人間との類似性を感じざるを得なかったという。「死を悼む気持ちは何も変わらないようだった」と同氏は振り返っている。
Photograph courtesy Virunga National Park
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