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欧州宇宙機関(ESA)の衛星が撮影した北極点から約1000キロのグリーンランド北西部にあるペテアマン氷河(Petermann Glacier)。巨大な氷の島が氷河から分離している(2010年8月10日公開)。(c)AFP/ESA
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2747164/6062409
【8月11日 AFP】グリーンランドのペテアマン氷河(Petermann Glacier)から、米ニューヨーク(New York)・マンハッタン(Manhattan)島の4倍の大きさに相当するという巨大な「氷の島」が分離した。米デラウェア大学(University of Delaware)の海洋物理学者アンドレアス・ミュンホウ(Andreas Muenchow)氏が6日、発表した。
これによると同大は5日、米航空宇宙局(NASA)の衛星画像を解析して北極点から約1000キロ、カナダ北東部とグリーンランド北西部の間にあるネアズ海峡(Nares Strait)にこの巨大な氷の塊を発見した。数時間遅れてカナダ氷層局(Canadian Ice Service)も同様の発見をしたという。
衛星画像から、海に浮かんだ全長70キロにわたる氷河の棚氷(たなごおり)の約4分の1が失われたことが分かった。米国の水道水120日分に相当する量だという。ミュンホウ氏によると北極圏でこれほど巨大な氷の塊が分離したのは1962年以来。
「氷の島」は今後ネアズ海峡に入り込み、「陸地とつながって海峡を封鎖するか、あるいは海流で南に流されて、複数の小さな塊に砕ける可能性がある」という。その後、カナダ沿岸を移動し2年以内に大西洋に到達する可能性もある。(c)AFP
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