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二酸化炭素は”削減”するものではなく”吸収”されるものだ。 http://www.asyura2.com/09/nature4/msg/385.html
エネルギーの高い太陽光は大気中の温室効果ガス(CO2,H2O)を素通りするが、 地表から宇宙空間に放射されるエネルギーの低い熱線は温室効果ガスの分子に相当量吸収される。 一旦熱線を吸収した分子は熱線を四方八方に再放出するため、熱線の半分は宇宙空間に放出され、もう半分は地表に返還される。 この性質が大気中の二酸化炭素、水蒸気による温室効果であり、この吸収率が高くなるほど、温室効果は大きくなる。 二酸化炭素、水蒸気、一酸化炭素、亜硫酸ガスなどの3原子または多原子の気体分子は、分子の固有振動と一致する熱放射を吸収する。 酸素(O2)、窒素(N2)、水素(H2)など、分子が対称なガスは工学的には熱放射に関与しないとみなしてよい。 二酸化炭素よりも水蒸気の方が、放射吸収率が大きいため温室効果が高い。しかし、水蒸気は冷却すると液化(水)するため、その大気中濃度は増減する。 それに反し、二酸化炭素は液化せず、いきなり固体(ドライアイス)になる。ドライアイスの融点(昇華点)は-79℃であり、とても自然界には存在しない。 そのため二酸化炭素は大気中に増加していく。
温暖化による生物の大量発生は、危険外来種生物とあいまって色々影響をあたえている。 また、病原菌を媒介する特定の生物も今後上陸して被害を被らさせられるだろう。
一位・・米 21.1% 順位 国名 排出量*
日本は、1990年比の25%削減するということで、 2020年までに800代(2006年のドイツあたり)にもっていく姿勢のよう。 しかし米中とくに中国は年々CO2の推定排出量を増やし、最近になって米国を抜く。 それほど深刻な不景気ではないが、この削減目標設定は必ず中小企業の足かせになる。 地球に対する愛情はすばらしいが、これは一国の権力者が一方的に決めるべきではない。 政府が今国会に提出する地球温暖化対策基本法案の素案が9日、明らかになった。企業ごとに排出量の上限を定め、 過不足分を企業間で売買させる国内排出量取引制度の創設を明記し、基本法施行後1年以内に関連法を定めるとしている。 小沢鋭仁環境相は、同制度の2011年度の実施を目指していたが、制度設計に必要な時間を考えると、早くても12年度以降となりそうだ。 http://www.asahi.com/politics/update/0209/TKY201002090477.html
歴史が語っているようにおもに産業は環境問題とは相容れない関係だ。 http://yuujirou.inac.co.jp/cfd/dottokomodhithi1.html そして目に見えないものを証券化してしまおうというのは愚かだ。排出権取引のような そんな事をやっても根本的には解決されず、やったふりで言っている事とやっている事が違う。 タイトルにもある通り、CO2は植物などに吸収されるものだ。 自己目的化も甚だしい。欧州のやったふりのマネだから、日本もやったふりだ。
約13万平方kmとは日本の国土の約1/3、北海道と九州を加算した面積に相当する。 ひねくれた事を考えずに、地道に植林していくしか道はない。 未来の子孫のために少しずつ活動していこうではありませんか。
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