09. 2010年2月13日 15:06:26 阿修羅にもいるんですね。「二酸化炭素地球温暖化説」と「温暖化危機説」の思考停止した盲信者たちが……。>あなたたち地球温暖化懐疑論者が「ニューヨークなどの大雪」をことさら騒いでいるだけでしょう。 これは事実誤認です。懐疑論者はなにひとつ騒いでいません。新聞・テレビ等のマスメディアが、アメリカ東部で記録的な大雪があったと、報道しているだけです。そういう自然現象が起こり社会に大きな影響が出たから、それをその通りに報道しているのです。反復して扇情的に報道しているのを「騒いでいる」とするならば、騒いでいるのはマスコミであります。そして、その記事を投稿する人がいて、コメントで意見を言っているのです。これは「騒いでいる」のではありません。 これを「騒いでいる」と捉えて言外にものを言うなとも解釈できる発言は、それこそ自由な議論を頭から封殺するファシズムです。懐疑論者も肯定論者も自由闊達に意見を述べて、議論すればいいのであって、ぷっ、などとつばを吐くような品のない表現は阿修羅の質を落としています。08さんの地球温暖化問題に関して、説得力のある論理的なご意見を、ぜひとも詳しくお聞きしたいものです……。 わたくしは、「地球温暖化懐疑論者」などではまったくありません。わたしの考えを正確に申しますと、「地球温暖化」は肯定しています。二十世紀後半の1980年〜2000年にかけては確かに温暖化しています。ただし、クライメートゲート事件に見られる通り、関与した研究者たちが過大に温暖化を操作したものだと考えています。また1940年〜1970年頃は寒冷化したというのも肯定しています。1970年台には氷河期がくると懸念されていました。先頭に立ってそう主張した気象学者は根本順吉です。 また、「温暖化の原因」は何かについてですが、「二酸化炭素原因説」は誤りだと考えます。それは一番の温室効果ガスである水蒸気の大気中の濃度に対して、二酸化炭素濃度は、気温や湿度で大きく変化しますが、おおむね数十分の一のオーダーでしかないからです。数十分の一の比重しかないものが、倍になろうが3倍になろうが、大勢にはほとんど影響しないのは自明のことなのです。 では何が原因かということについては、「北極振動説」や「太平洋十年規模振動説」や「太陽活動原因説」を支持します。もとより私は研究者ではありませんが、少なからぬ研究者からそのような説が提出されています。それでそれらの説の論文・報文・解説文・書籍をよむ一般読者としてどう受け止めるかということにおいて、それらは極めて論理的な説得力があり、真論に近いと考えています。 次に「温暖化」は「危機」であるかどうかは、「危機ではない」と考えます。温暖化することによって良好な方向に転換する事柄がたくさんあるからです。温暖化によるメリットもデメリットもいろいろあると考えられます。しかしデメリットばかりをマスコミが報道します。きわめて偏向した恣意的なものを感じ、背後になにか政治的・政策的な圧力か誘導みたいなものがありはしないかと、感じています。温暖化により農業可能地域が北の方に大きく北上しますし、暖房のエネルギーが少なくてすむし、寒さが引き金になる疾患が減るなど、沢山のメリットがあります。そのメリットが全く語られないのは異常です。 要約しますと、わたくしは、「二酸化炭素原因説」否定論者であり、「温暖化危機説」否定論者です。「温暖化という現象」そのものは肯定論者です。 さて、誰が何を騒いでいるかということについては、むしろ、さんざん騒いだのは「地球温暖化二酸化炭素原因説」と「温暖化危機説」を唱え主導し喧伝した学者・政治家・官僚・マスコミ・環境活動家です。それから温暖化ビジネスでお金儲けをたくらむ企業家です。それから盲信する庶民も。 それらの人たちが、「あしたのエコでは間に合わない」とか「エコ替」などと叫んで、今すぐに二酸化炭素を削減しなければ地球が破滅するというような脅迫をして、利権や金儲けや組織の拡大・権益の拡大をしているのです。 そもそもこの国の住民は、環境税・炭素税・排出権税・エコに流し込む補助金という税金、で沢山のお金を取られて、痛い目にあわなければ目が覚めないなさけない国民のようですね。 |